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 さとう院長 の個人ブログページです。

 日頃から感じていることや医療に対する考えなどを、ゆったり綴って参ります。

 どうぞ、よろしくお願いいたします。

 

 さとう小児科 院長  佐藤 潤一郎

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今年のインフルエンザ流行

2016年12月01日

今年のインフルエンザ流行について
(今年は例年より早く流行るかも?)

 

厚生労働省は先月の25日、インフルエンザが全国的な流行期に入ったと発表しました。

これは、例年に比べ早い流行入りで、宮崎でも例年より早く流行期に入ると予測されます。

インフルエンザの発症や重症化をワクチンは抑えてくれます。

今シーズン、まだインフルエンザワクチンを接種していないようでしたら早目にワクチンを済ませて下さい。

 

普段の生活でのインフルエンザの予防は、特に手洗いが重要です。

日頃より外から帰ってきた時にはしっかり手洗いする習慣を身に付けておきましょう。

また、インフルエンザにかかった人は、咳やくしゃみで他人にうつさないためにも、マスクの着用や口と鼻を押さえる『せきエチケット』を厳守して下さい。

作成者:さとう院長

カテゴリー: さとう院長ブログ

タグ: インフルエンザ

乳幼児のスキンケア

2016年11月01日

乳幼児の皮膚の特徴

乳幼児の皮膚は大人に比べ角質水分量が少なく、皮脂の分泌量も少ないためとても乾燥しています。

また、皮膚も薄く、外界から受ける刺激(細菌や異物)を直接体内に侵入させない力(バリア機能)が 未熟です。

一方、汗腺の密度は高く新陳代謝も活発で、汗をかきやすいのも特徴です。

適切なスキン ケアで皮膚トラブルから守りましょう 。

 

皮膚トラブルを防ぐには

 スキンケアの3本柱で健康な皮膚を保つ!

「洗浄」

「保湿」

「紫外線対策」

 

体の洗い方

(1) 洗浄剤は泡立てて

・ 洗浄剤は低刺激性のものをよく泡立て、ゴシゴシ洗わず優しく洗う。

・ 泡を体に塗るだけでなく、手のひらと指の腹でもきちんと洗う。

 

(2) すすぎは丁寧に

・ しわをのばしながらすすぐ。

・ 洗浄剤や汚れが残ると皮膚を刺激するもとに。

 

(3) 水分をよく拭き取る

・ こすらず、押さえる様に水分を拭き取る。

・ しわの中の水分が残りやすいので気を付けて。

 

 保湿剤の塗り方

・ 塗りたい場所にクリームを点在させる。

・ 顔、お腹、背中、手足などの部分ごとに全身に塗っていく。

・ 手のひらをすべらせるようにして伸ばす。

・ 首やわき、手首、足首などのくびれた部分にも塗り忘れがない様に。

 

 塗り方の工夫

 

※入浴後5分以内に塗りましょう!

保湿剤は皮膚が水分を吸収している入浴後に塗るのが効果的です。

できれば、「入浴後5分以内」に早目に塗るようにしましょう。

作成者:小児科スタッフ

カテゴリー: さとう院長ブログ

タグ: 子どもの健康

手足口病が流行しています

手足口病は代表的な夏風邪ですが、今年は夏にあまり流行らず、不思議だねと宮崎市の小児科医会の先生たちと話していました。

しかし、10月に入って手足口病にかかる子が増え、宮崎県感染症情報を見ても宮崎市は流行警報レベルにあります。

 

手足口病の典型例は、手の平、足の裏、口内の水泡を特徴とするウイルス感染症です。

特効薬やワクチンはなく、かかった場合は対症療法となります。

 

手足口病で困った症状は、口の中の痛みです。

この時に、刺激になるものや熱いもの、味付けの濃いものを食べると激痛のあまり泣き出す子供も少なくありません。

 

このような場合は、刺激の強い柑橘系のジュースや熱いものはなるべく避け、冷たくて喉越しがよいもの(アイスクリームやゼリー、ヨーグルトなどの乳製品、宮崎のうどん)などが、刺激が少なくて食べやすいです。

作成者:さとう院長

カテゴリー: さとう院長ブログ

タグ: 感染症

インフルエンザとは?

2016年10月01日

インフルエンザとは?

インフルエンザは、主に冬に流行するウイルス性の病気でA型、B型などがあります。

その感染力は強く、家族の中や学校、保育施設、幼稚園、職場などで集団発生することもあります。

 

 (主な症状と経過)

1: 寒気や悪寒を伴って、急に39度以上の高熱が出ます。

2: 熱が上がるにつれて、嘔吐、下痢、頭痛、関節痛などが出ます。

3: 熱が下がっても、発熱してから5日間は外出を控えましょう。

4: 肺炎や中耳炎を合併したり、まれに肺炎・脳症を起こすこともあります。

 

(ワクチン接種で予防を!)

インフルエンザワクチンの接種で、インフルエンザによる重篤な合併症や死亡を予防することが期待されます。

インフルエンザに対しては、ワクチンで重症化を予防することがインフルエンザに対抗する有効な手段なのです。

基礎疾患(心疾患・肺疾患・腎疾患など)がある方は重症化しやすいので、接種を受ける事をおすすめします。

(今年のインフルエンザワクチンはA型2種類とB型2種類の4種類が含まれたワクチンになります。)

 

◎ 症状が出たら?

熱が高くても機嫌がよく、遊ぶ元気があり、水分も摂れるといった場合にはゆっくり休ませて様子をみましょう。

発熱後、すぐにインフルエンザの検査を行うと、陽性であっても結果が陰性の判定となることがあります。

抗インフルエンザ薬は、発症後48時間以内に使い始めれば効果があるので慌てる必要はありません。

慌てて病院に連れて行った結果、インフルエンザをもらって帰った!なんてことになる事も十分に考えられます。

しかし、生まれて間もないお子さんや痙攣をおこしたり、吐き続けたり、呼吸状態がおかしいなどといった場合は早めの受診が必要です。

 

予防接種をしたらインフルエンザにかからないと言う訳ではありません!

 

しかし発病してもある程度症状を軽くする事が知られていますので、是非接種する事をお勧めします。

また接種の際には、事故防止の為、母子手帳がない方は接種が出来ませんので必ず忘れずにお持ち下さい

作成者:小児科スタッフ

カテゴリー: さとう院長ブログ

タグ: インフルエンザ

生活習慣は大丈夫?

子どもが健やかに成長するためには、適切な運動、バランスのとれた食事、十分な休養・睡眠が大切です。

しかし、「よく遊び、よく食べ、よく眠る」という成長期の子どもにとって当たり前の基本的な生活習慣が大きく乱れていることが指摘されており、この乱れが学習意欲や体力・気力の低下の要因として考えられています。

 

特に、最近は子どもの休日の過ごし方が気になりますが、皆さんの御家庭ではどのように過ごされていますか?

休日になると、「遅寝遅起き」となり、月曜日や休日明け、長期休暇明けに体調不良を訴え学校を休む子どもや、保健室を利用する子どもが多い傾向があります。

 

また、幼児健診に行くと、普段のテレビ視聴時間より休日のテレビ視聴時間の方が多い子どもをたくさん目にします。

子どもが何となく体調が悪いと訴える場合、生活習慣を見直して下さい。

 

「早寝早起き朝ごはん」当たり前な基本的生活習慣、できていますか?

作成者:さとう院長

カテゴリー: さとう院長ブログ

タグ: 生活習慣

インフルエンザ予防接種について

2016年09月01日

【接種期間】 平成28年10月1日(土)~平成28年12月29日(火)

【接種回数】 13歳未満 2回  /  13歳以上 1回

【料  金】 料金は9月末に直接お問合わせ下さい

【適応年齢】 

対象年齢は生後6ヶ月以上ですが、1歳未満は免疫の獲得率が低いため
当院では1歳以上の方にお勧めしております。
上記を理解した上で希望される方は一度ご相談下さい。

【予約方法】

当日の電話予約 (TEL)22-6601
※接種の際母子手帳のない方は、事故防止の為に接種が出来ませんので忘れずに必ずお持ち下さい。

 

◎インフルエンザ予防法◎

流行前の予防接種

インフルエンザワクチンは、罹患時の重症化防止に有効と言われています。

子どもだけでなく、周りの大人の方も予防接種を受け、感染防止に努めることが大切です。

 

室内の湿度を保つ

ウイルスは乾燥した状態で活発に活動します。

室内では加湿器などを使って十分な湿度(50~60%)を保つことも効果的です。

その際、定期的に室内の換気も行いましょう。

 

体力の保持

体力が低下していると、ウイルスに感染しやすくなります。

十分な睡眠とることと、日頃からあまり厚着をしない様に心掛けましょう。

 

十分な休養とバランスのとれた栄養摂取

体の抵抗力を高める為に十分な休養と、バランスの取れた栄養摂取を日頃から心掛けましょう。

 

流行期は人混みを避け、外出時のマスク着用

マスクを着用する事によって、他人からの感染を防ぎ、また他人に感染させることも防ぐ効果があります。

 

外出後の手洗いうがい・洗顔

インフルエンザウイルスは「飛沫感染」、感染者のくしゃみや咳によると考えられています。

1回のくしゃみで約200万個、咳で約10万個飛び散ります。

万全を期する為にも、洗える部分は洗う様心掛けましょう。

作成者:小児科スタッフ

カテゴリー: さとう院長ブログ

タグ: 予防接種