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3歳までに乳歯が抜けた/低ホスファターゼ症

2018年12月01日

3歳までに乳歯が抜けた・・・低ホスファターゼ症

先日、宮崎市郡乳幼児検討会があり、“低ホスファターゼ症”という病気について、いのうえ小児歯科院長 井上 浩一郎先生と宮崎大学医学部看護科教授 澤田浩武先生からそれぞれの立場でこの病気についての講演がありました。

 

この疾患は早期発見が重要ですので、皆さんに紹介したいと思います。

 

この病気は、骨の石灰化に関係する酵素が生まれつき体内で作られなかったり少なかったりするため骨に異常が出る 疾患で、酵素の量によって重症度が変わってきます。

どういう症状が出現したとき疑った方がよいか?

ズバリ、「3歳までに乳歯が抜けた」ら、抜けた歯(以外と長い場合が多い)を持ってかかりつけ医を受診しましょう。

ALP(アルカリフォスファターゼ)の値が低い時、この疾患が疑われます。

作成者:さとう院長

カテゴリー: さとう院長ブログ

タグ: 乳歯低ホスファターゼ症