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小児救急医療電話相談について

2016年12月01日

小児救急医療電話相談(♯8000)について

(ダイヤル回線、IP電話からの場合は、0985-35-8855です)

毎日午後7時から翌朝午前8時まで小児科医の体制にもとに看護師が相談に応じます。

夜間の子どもの急変時、病院へ行った方がよいかどうか判断に迷った時などご利用ください。

作成者:小児科スタッフ

カテゴリー: お知らせ

タグ: 救急医療

子どもが頭を打った時

2015年06月06日

ソファーや椅子から落ちたり、テーブルの角に頭をぶつけたり、マットですべったり、、、。

子どもは危険を察知する能力が不十分です。

体の割に頭が大きく、転んだ時に手がでなかったりするので、頭を打ってしまう事があります。

 

ぶつけた時に大声で泣いたりして、心配になってしまう事もあるかもしれません。

でも大声で泣くのはびっくりしたからで、元気な証拠。泣きやんだ後、嘔吐やけいれんもなく、元気であればまず心配はないでしょう。

 

頭を打った直後は元気でも数日間(48時間)は慎重に様子をみてあげてください。

吐いたり、元気がなくなったり、けいれんがおこった場合はすぐに病院に行きましょう。

 

 

頭を打った時のチェックポイント

(1)意識がもうろうとしている

(2)けいれんがある

(3)何度も嘔吐がある

(4)打ったところがへこんでいる

(5)鼻や耳から出血している

次の①~④のような時は要注意! すぐにかかりつけ医や夜間なら急病センターを受診しましょう。

 

応急処置

頭にこぶができている時は、冷たいタオルやタオルでくるんだ保冷剤などで冷やしてあげましょう。

判断に迷う時には、かかりつけ医や小児救急医療電話相談(♯8000)にご相談ください。

 

 

頭のケガを防ぐ安全のワンポイントアドバイス

・階段には手すりをつける

・階段の上下階の両側に、転落防止用の柵をつける

・ベットは柵をついたものを使い、必ず柵をあげる

・柵の下にも衝撃を吸収するようなマットを設置する

・ドアの取っ手や角張っている家具にカバーをつける

・ベランダなどに踏み台になるような物は置かない

・子どもがつまずきそうなカーペット類は、床の全面に敷く

作成者:小児科スタッフ

カテゴリー: かばくん通信e

タグ: 子どもの健康救急医療

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宮崎市夜間急病センターについて

2014年04月03日

県立宮崎病院小児科と宮崎市小児診療所の集約化に伴い、201441日から宮崎市夜間急病センターが県立宮崎病院の敷地内に移転しました。

これは市の行政と県の行政がタッグを組む全国でも画期的な試みです。

 

ところで、宮崎市夜間急病センターの現状を御存知でしょうか?

当直は市内及び市周辺の小児科開業医の先生と、宮崎大学小児科の先生とで行っています。

しかし、小児科医の減少・高齢化の為、10年後、現在の体制がとれるか危惧されています。

特に、年々増加している受診患者さんのため小児科医は命を削って当直しているといっても過言ではありません。

これを機に、急病センターを利用される市民の皆さんにも急病センターの存続について我々小児科医と一緒に考えて欲しいと思います。

そして、市民の皆さんにとっても我々小児科医にとっても現在より質の高い夜間急病センターを再構築し、継続可能なシステムになる事を願います。

急病センター受診を迷った場合、まずは宮崎県小児救急医療電話相談にてご相談下さい。

作成者:さとう院長

カテゴリー: さとう院長ブログ

タグ: 救急医療