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新年のご挨拶と、私の活動について

2026年01月01日

あけましておめでとうございます。

本年も佐藤小児科をどうぞよろしくお願いいたします。

 

さて、今年は診察室での診療に加え、私が取り組んでいる「院外での活動」を皆さまに積極的にアピールする年にしたいと考えています。

私は現在、日本外来小児科学会や日本小児科医会、宮崎市郡医師会などで理事を務めるほか、2024年からは「NPO子どもとメディア」の活動にも深く携わっています。

学会では教育関係の委員会で次世代の医療向上に努め、医会では「子どもの心対策」やメディアとの付き合い方など、全国規模の仕組み作りに注力しています。

普段の宮崎での活動に加え、今後はこうした全国的な舞台での取り組みについても、皆さまにもご紹介していく予定です。

 

外での活動で得た最新の知見を日々の診察に還元し、子どもたちの笑顔を守る糧にしてまいります。

本年も温かく見守っていただければ幸いです。

作成者:さとう院長

カテゴリー: さとう院長ブログ

タグ: 子どもとメディア院長の言葉

自殺対策基本法が改正されました

2025年08月01日

今年6月、増加する子どもの自殺対策を強化するため、自殺対策基本法が改正されました。

この法律は、子どもの自殺対策を国全体で推進することを基本理念とし、国だけでなく地方自治体、学校、民間団体などが連携して対策を進めることが強調されています。

また、国と学校の役割が明確化されました。

国は関係省庁と連携して対策を推進することを、学校には生徒の心の健康保持のための健康診断や保健指導、精神保健に関する知識の向上に努める義務を、それぞれに課しています。

さらに、SNSなどでの誹謗中傷や自殺を誘引する情報への対策として、AIの活用やインターネット上の情報への適切な配慮を促す取り組みも盛り込まれています。

 

その他、自殺未遂者や遺族への継続的な支援強化も明記されました。

年々増え続ける子どもたちの自殺を食い止めるため、より包括的で具体的な対策を行い、子どもの自殺の歯止めに繋がることを期待します。

作成者:さとう院長

カテゴリー: さとう院長ブログ

タグ: 子どもとメディア子どもの自殺

デジタル社会の子育て
「幼児期に大切なこと」

2025年07月01日

今年の1月に、日本小児科医会から新しいポスター『保護者の方へ デジタル社会の子育て「幼児期に大切なこと」』が発表されました。

私もこのポスターの製作に携わらせていただきました。

 

長年、子どもに関わっている方たちの中には、「昔と子どもたちがかわってきた」と感じでいる方も多いのではないでしょうか?

要因は様々あるかと思いますが、私は「子どもたちの育ちが妨げられているのではないか?」との思いを長年持ち続けてきまし健診時にプリントアウトしたものを渡しています。

ご興味がある方は、日本小児科医会のHPからダウンロードして下さい。

 

幼児期は乳児期に引き続き、心や体が発育する大切な時期です。

この時期に「大切なこと」として「遊び」「生活リズム」「目」「会話」をあげています。

いずれも子どもの健全な育ちに「大切なこと」です。

 

当院では、1歳健診時にプリントアウトしたものを渡しています。

ご興味がある方は、日本小児科学会のHPからダウンロードして下さい。

作成者:さとう院長

カテゴリー: さとう院長ブログ

タグ: デジタル社会の子育て子どもとメディア

第23回思春期の臨床講習会に参加して

2024年12月01日

先日、日本小児科医会の主催する「思春期の臨床講習会」に参加しました。

「思春期とメディア」というテーマで、警察庁の方や児童精神科医、カウンセラー、小児科医の方から講演していただきました。

 

警察庁の方の講演は、インターネットを通じた児童性被害の現状、国・警察における対応、生成AIについての取扱等の話があり、小学生での性被害が増えていること、一見何でもないところから性被害が起こるなど貴重なことを教えていただきました。

児童精神科医やカウンセラーの方からは、ゲーム依存・インターネット依存の現状や現場での対処、なかなか断ち切ることができない社会状況や患者家族との苦悩などを話して下さいました。

 

普段、発達障害の臨床に関わっている小児科医からは、発達障害があるとネット依存になりやすく、予防には「リテラシー」教育が必要であるとおっしゃってました。

講演を聞いて、ネットにおける性被害や依存の最善の治療は、一次予防であると再認識しました。

これからも、日々の啓発に努めて参りたいと思います。

作成者:さとう院長

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タグ: リテラシー教育子どもとメディア

紙vsデジタル学習、深い学びは紙がよい

2024年06月01日

日本小児科医会「子どもとメディア委員会」の委員で、宮崎でも講演していただいた富山大学・山田正明 先生は、紙媒体を活用した学習の方がデジタル学習よりも記憶、集中しやすいとの調査結果を英国医師会雑 誌「BMJ Open」に投稿し、オンライン掲載されました。

 

山田先生は、紙とデジタルの学習を比較した研究は過去にも国内外で実施され、多くの研究で「紙がよい 」とされているが、今回の研究でも記憶と集中に関して「デジタル学習は紙での学習に劣ることがわかった 」と述べられています。

 

またこの調査では、デジタル学習は眼の疲労が強いことも指摘しております。

 

全国の小中学校では、GIGAスクール構想の導入でICTを活用した授業が強力に押し進められています。

しかし、ICTでの授業は「記憶」「集中」に関しては学習効果が低い可能性が示唆されています。

学校では、それぞれの長所・短所を考慮した教育や学修方法を望みます。

作成者:さとう院長

カテゴリー: さとう院長ブログ

タグ: 子どもとメディア院長の言葉

なぜ「子どもとメディア」なのか?

2024年01月05日

あけましておめでとうございます。

今年も引き続き佐藤小児科をよろしくお願いいたします。

 

当院では、「子どもとメディア」について大きな関心を持っています。

「子どもとメディア」を論じる時に大切にしていることは、「子どもの育ち」には何が必要なのか、あるいは何を優先すべきかということです。

世の中の多くの親御さんは、「子どもには心身共に健康に育ってもらいたい」と願っていると思います。

勿論、我々小児科医もそう願いますし、子どもに関わる職種の皆さんも同じ思いではないでしょうか。

 

「子どもとメディア」の講演会や討論会に参加すると、子どもに関わるそれぞれの立場から「子どもの育ち」が如何に大切かいう議論が多くなされます。

その中には、「規則正い生活」、「睡眠」、「目の発達」、「遊び」・・・など。

 

子どもの育ちに何が必要か、メディアによって子どものどういった育ちが損なわれるのか、健診などを通じて今後もお伝えしていきたいと思います。

作成者:さとう院長

カテゴリー: さとう院長ブログ

タグ: 子どもとメディア子どもの健康