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母乳栄養と鉄欠症

2018年10月01日

平成27年乳幼児栄養調査(厚生労働省、10年毎更新)によると、生後1ヵ月と3ヵ月の栄養方法は母乳栄養が増えて おり、混合栄養を含めると1ヵ月で96.3%、3ヵ月では89.8%となっています。

 

母乳栄養は、乳児とお母さんにとって望ましい栄養法です。

しかし、不足になりやすい栄養素もあります。

離乳がすすまなかった場合、鉄不足が問題なります。

 

生後6ヵ月以上になっても母乳栄養のみの場合、約60%の乳児が 鉄欠乏性貧血であるといわれています。

上の調査で、離乳が順調に進まず鉄の不足のリスクが高い場合、調理用に使用する牛乳・乳製品のかわりにフォローアップミルクを使用することを推奨しています。

フォローアップミルクを使用した離乳食レシピも多数でているようですので、興味のある方は是非調べてみて下さい。

また、離乳がうまく進まず貧血が心配な方は7ヵ月健診または1歳健診での血液検査をおすすめします。

 

ご希望の方は スタッフまでご相談下さい。

作成者:さとう院長

カテゴリー: さとう院長ブログ

タグ: 母乳離乳