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 さとう院長 の個人ブログページです。

 日頃から感じていることや医療に対する考えなどを、ゆったり綴って参ります。

 どうぞ、よろしくお願いいたします。

 

 さとう小児科 院長  佐藤 潤一郎

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緊急!!お父さん・お母さん麻疹ワクチンの接種をしてますか?

2016年09月01日

8月は麻疹(はしか)にかかった人の報告が相次ぎました。

 

千葉県での麻疹の流行を皮切りに、海外旅行帰りの大学生が麻疹に感染し発熱・発疹が出ているにも関わらずコンサートに行き感染を拡大させたとか、空港の職員が2人麻疹にかかっていた等国内での麻疹感染が広がっています。

これらの状況から、今後も報告数は増えてくると思われます。

 

懸念されることは、麻疹ワクチンを接種していない又は、1回しか接種していないお父さん・お母さんが麻疹に罹患し、ワクチンを接種できない1歳未満のお子さんに感染させてしまう可能性です。

麻疹はワクチンでしか防ぐことはできません。

かかってからでは遅いのです。

 

お父さん・お母さん、麻疹又は、麻疹・風疹混合ワクチンを2回接種していますか?

もし接種していなければ一度、当院のスタッフにご相談ください。

作成者:さとう院長

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タグ: 予防接種

ジェネリック医薬品について

2016年08月01日

最近では、ジェネリック医薬品という言葉を耳にする機会が増えてきました。

このジェネリック 医薬品、どのようなお薬かご存知ですか?

加入者みなさまのお薬代の負担軽減につながり、日本の医療保険制度を維持していくためにも、 とても大切なお薬です。

 

Q : ジェネリック医薬品って、どんなお薬なの?

A : 効き目や安全性が 先発医薬品と 同等と厚生労働省から 認められたお薬です。

なおかつ先発医薬品の有効成分を利用して 開発しているため、価格は3割以上、中には 5割以上安くなる場合があります。

 

A : 服用しやすいお薬へ 製造過程が 図られています。

【製剤の小型化】 大きさを小さくし飲みやすく改良

【剤形の変更】 飲みやすい形状に改良

【味の改良】 苦み等を抑えた味に改良

 

当院でお渡しする処方箋について

 当院は一部のお薬について、「先発医薬品」 「ジェネリック(後発医薬品)」のどちらかを 患者様に選んでいただくよう、一般名(成分名)で処方しています。

薬局でジェネリックを 使いたい時、または変更 したくない場合は、薬剤師にお伝え下さい。

 

※医師の判断により切り替えできないことがあります。

※薬局によりジェネリック医薬品の在庫状況が異なる事もあります。

 

《 協会けんぽ資料参照 》

作成者:小児科スタッフ

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タグ: ジェネリック医薬品

マイコプラズマ感染症の流行

例年に比べ、今年は春先から現在に至るまでマイコプラズマ感染症が流行っています。

 

マイコプラズマ感染症の典型的な経過は、潜伏期間が2~3週間で、発熱、倦怠感、頭痛や咳嗽が出現し、大抵は上気道炎や気管支炎を発症しますが、自然に軽快する場合が殆どです。

マイコプラズマに罹患した人のうち10%の方が肺炎を合併します。

発熱が持続し、乾いた咳が日々強くなる場合、マイコプラズマ肺炎を疑うことになります。

マイコプラズマ感染は、熱が続いていても元気に過ごされる方が多いですが、中には解熱しない難治例や呼吸器不全を呈する重症例もあります。

 

もし、発熱や咳嗽が続くときは、御相談下さい。

作成者:さとう院長

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タグ: 感染症

健康保険を使って医療機関を受診される時は

2016年07月01日

保険証を使って診療を希望する際は、

自分が加入している健康保険証を病院に掲示することで 保険診療が受けられます。

健康保険証は資格喪失日以降は無効となり、使用できません。

この場合健康保険証は事業主に返却のうえ、医療機関にその旨をお申し出ください。

 

健康保険証が変わったら

健康保険は資格喪失となります。
すみやかに保険証をご返却ください。

資格喪失後は保険証は使えません。

・退職後翌日から

・被扶養者に該当しなくなった場合

 

 

資格喪失後に保険証を使って受診等された場合は

後日保険者が負担した医療費(7割~10割)を受診者の方に負担していただくことになります

 

保険証の返却先

社保 → お勤めの事業所

国保 → 市役所の国民健康保険担当窓口

任意継続 → 協会健保支部

 

次のような方も医療機関にお知らせください

・就職・転勤・異動で勤務先が変わった方

・保険証の記号・番号が変わった方

・新保険証を受け取った方

 

このようなことを避ける為にも、保険証は速やかに返却しましょう。

 

※「全国健康保険協会」参照

作成者:小児科スタッフ

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タグ: 健康保険

熱中症について

宮崎は7月1日現在も雨の日が多く、早く梅雨明けしないか待ち遠しく思う日々が続いております。

お子さん達も早くお外で遊びたくてうずうずしているのではないでしょうか。

 

さて、梅雨が終わると気を付けてもらいたいのが熱中症です。

熱中症は、真夏の8月の時期に なりやすい印象をお持ちの方が多いと思います。

しかし実際は毎年、梅雨明けの7月中旬~下旬 がもっともかかりやすく、暑い環境に体が適応する前に気温が急に高くなることが原因です。

 

子供は、体が未熟な上に水分量も多いため大人よりも熱中症になりやすいので注意が必要です。

炎天下の中にいる時は、こまめに水分(できれば塩分も)をとってください。

 

また、熱中症が疑われる症状(めまいがする、顔色が悪い、頭が痛い、お腹が痛い、吐く、足などのこむら返り、全身がだるいなど)が出現した時は、速やかに涼しいところに移動してください。

作成者:さとう院長

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タグ: 子どもの健康熱中症

乳幼児の日焼け止めの選び方

2016年06月01日

紫外線のダメージは、幼い頃から蓄積されていき、シワやシミ、免疫力の低下や皮膚ガンの発症リスクを高めてしまいます。

日差しが強くなっていく春先から紫外線が増え始め6月~7月が最も強くなります。

また、午前10時~午後2時頃までに1日の半分以上の紫外線が降り注いでいるので、紫外線が強い季節には、できるだけその時間帯に長時間、戸外にいることがないように計画をたてましょう。

今回は、乳幼児の日焼け止めの選び方を紹介します。

 

ノンケミカルのものを選ぶ

日焼け止めを購入する前に紫外線吸収剤を使っていないノンケミカルなものかどうかをチェックしましょう。

紫外線吸収剤は化学原料で刺激が強く、かぶれを引き起こす原因になるので、避けてください。

無香料や無着色のものなら肌への負担がさらに軽くなります。

 反射と吸収

ノンケミカル

 

ムラにならず、しっかり落とせるものを選ぶ

日焼け止めが乳幼児の肌に残ってしまうと負担がかかります。

のびがよくてムラにならず、 簡単に落とせる日焼け止めを選ぶようにしましょう。額、鼻筋、頬骨には丁寧に塗る。

首の後ろ や肩、手足の甲も忘れずに塗りましょう。

また、SPFの高い日焼け止めは日焼けやシミの元とな るUVB(紫外線B波)の制御効果が長時間続く分、石鹸では落ちにくいので注意が必要です。

普段の外出であればSPF20~30の日焼け止めで十分です。

 

海やプールへのお出かけはSPFが高いものを選ぶ

海やプールなど、直射日光を浴びる時間が長いときは、SPF30以上の高いものを使うか、 普段使っているものを2時間ごとに塗りなおして乳幼児の肌を守ってください。

また帽子やUVカットの服を着せてあげましょう。

 

 紫外線を防ぐには

  • つばのある帽子をかぶり、衣類は肌の露出がすくないものを選ぶ
  • 炎天下では遊ばず日陰を選んで遊ぶ
  • 日焼け止めを塗る

作成者:小児科スタッフ

カテゴリー: さとう院長ブログ

タグ: 子どもの健康