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離乳食の始めどき

2017年06月01日

離乳食をスムーズにすすめるコツは・・・

離乳食は、今まで母乳やミルクだけで栄養を取ってきた赤ちゃん(乳児)が、いよいよ本格的な食への階段を上がるその第一歩です。

しかし、「始めるタイミングは?」「栄養バランスは?」「いつあげればいい?」と分からない事だらけで不安なお母さんも多いと思います。

 

今回は、「離乳食の始めどき」について大切なポイントを分かり易くご紹介します。

 

離乳食の始める時期 ⇒ 生後5ヶ月~6か月くらいが目安

 

【 始め時の見極め方 】

1 支えてあげると座れる

2 唇の横を触ると吸い付く(吸てつ反射)仕草がなくなってきたら

 

 【 スムーズに始めるポイント 】

・普段から家族の食事を見せて、食への興味を持たせましょう!!

・この時期は、たくさんかまって遊んであげることが大切です。

 かまってあげると赤ちゃんのおしゃべりが多くなり、唾液の分泌が増え、口が上手に閉じられるようになります。

 

 (1) 最初は、母乳やミルクをあげるリズムに合わせて1日1回から始めましょう。(10時頃が目安)

  ※ もし食物アレルギー等の症状が出た場合、平日の午前中なら病院が開いている為すぐに受診できます。

 

(2) 最初は、米粒を全部潰したおかゆを1さじから始めましょう。(1週間位)

  〈調理のポイント〉→ おかゆの米粒だけをすり潰し、おかゆの煮汁でのばす

  ※ ある程度まとめて作り、製氷皿で凍らせ1個ずつ使う(1週間以内に使い切る)

 

(3) 2週目から、野菜や白身魚、豆腐などを徐々に増やしていきましょう。(1日1品)

  ・この時期は、甘みとうま味しか感じないので、調味料の味付けは必要ありません。

 

 【 上手に食べさせるポイント 】

  ・下唇がセンサー:スプーンを下唇に乗せると、その刺激で食べ物をとらえようとする

  ・食事時間:5分が目安(これ以上は飽きてしまうので、無理はしない)

  ・この時期は、まだ「お試し期間」なので、赤ちゃんが「食に興味を持つ」ことを優先しましょう。

 

参考資料:NHK「まいにちスクスク」

作成者:小児科スタッフ

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