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みんなでピクニック

2013年03月01日

みんなでピクニック暖かい春の日に、くまさん、うさぎさんたちみんなでピクニックに 行くことになったみたい。

引っ越してきたばかりのたぬきのポンちゃんも 一緒に行きたいけれど、なかなか勇気がでません。

そこで、変身して参加することに…

発行所:ひさかたチャイルド

作・絵:彩樹かれん

作成者:小児科スタッフ

カテゴリー: 今月の絵本

ひまわり

ひまわりお日様の光を浴びて、
ひまわりの種から芽が出て、
茎が伸び、葉が生えて
どんどこどんどこ成長していきます。

夏が待ち遠しくなるような、ひまわりの生命力あふれる迫力のある絵本です。

作:和歌山静子

作成者:小児科スタッフ

カテゴリー: 今月の絵本

予防接種の同時接種

先月は、VPDのお話でしたが、今回は予防接種の同時接種についてのお話です。

日本の赤ちゃんが1歳前に接種する主なワクチンは6~7種類です。
複数回接種するワクチンもありますので、接種回数は15回以上にもなります。
しかも生ワクチン接種後は、4週間あけなければ次のワクチンが接種できません。

そこで有効なのが同時接種なのです。

今でも、お母さん・お父さんから「予防接種の同時接種って大丈夫なのですか?」といった質問を受けます。
確かに、従来の予防接種は1回に1つの予防接種でした。

それに慣れていた方からすると、いきなり「今日は、3本の注射をします。」と言われるとびっくりするかもしれません。

しかし、世界中で同時接種はごく標準的な医療行為で、世界中のあらゆる人種や民族の子ども達に対して、10年以上前から行われていますが、何も問題は起こっていません。
単独接種であっても受ける注射の回数は結局同じです。
接種部位が腫れたり赤くなったりするなどの局所反応や発熱などが増えるのではと心配されることもありますが、トータルでは1 種類ずつ接種するのと同じです。
そのために、自分の子どもに同時接種を受けさせたことのあるほとんどの保護者の方は次回に同時接種を希望されます。

「予防接種の同時接種って大丈夫?」、答えは「Yes!」です。

小さいお子さんを病気から、VPDから守るため、生後2ヵ月から積極的に予防接種を受けましょう。

作成者:さとう院長

カテゴリー: かばくん通信e

タグ: PVD, ワクチン, 予防接種

タイプ: ワクチン

感染症情報(2月)

2013年02月19日

 インフルエンザと感染性胃腸炎が増加しています。
水痘は減少しています。

当院外来でもインフルエンザが増加傾向にあります。

作成者:小児科スタッフ

カテゴリー: お知らせ

タグ: 感染症情報

ワクチンで防げる病気:VPD

2013年02月01日

ワクチンで防げる病気を専門用語でVPDといいます。

VPDは何の略かといいますと、

accine=ワクチン
reventable=防げる
iseease=病気の略です。

VPDには定期接種の他に子宮頸がん、ヒブ、肺炎球菌、水痘、お たふくかぜ、B型肝炎、ロタウイルスがあります。

日本は世界有数の医療先進国ですが、予防接種体制は後進国といっても過言ではありませんでした。
その結果、日本 の子どもたちはVPDの脅威にさらされてきました。

例えば、子どもにとって危険な病気である細菌性髄膜炎。

細菌性髄膜炎は、適切な治療を行っても5%前後の死亡率があり、15~25%に神経学的後遺症(難聴、てんかん、麻痺症状、 精神発達遅延など)を残す恐ろしい病気です。

その代表的な起炎菌がインフルエンザ菌b型と肺炎球菌ですが、ヒブワ クチンは20年以上、肺炎球菌ワクチンは10年以上世界から遅れて日本は導入されました。

「あのワクチンさえ接種していたら…」
小児科医であればそういう思いをしたことがあると思います。

私も以前の職場で、肺炎球菌による敗血症で突然死した子どもを目の当たりにしたのは、つい最近の出来事でした。

皆さん、子どもたちを重症な感染から守るために積極的に予防接種を受けましょう。

また、必要な予防接種が定期(無 料)で受けられる制度実現に向けて署名活動にご協力ください。
(当院窓口に2/15まで署名用紙が置いてあります。)

作成者:さとう院長

カテゴリー: かばくん通信e

タグ: ワクチン予防接種

タイプ: インフルエンザ細菌性髄膜炎

離乳食をはじめよう

 離乳食はなぜ必要?

生まれてから母乳やミルクですくすく育っている乳児ですが、体が成長するに伴いそれだけでは栄養が不足してきます。
特に生後5ヶ月から6ヶ月になるとビタミン・カルシウム・鉄などの栄養素が不足します。

そのため母乳やミルク以外の食物を摂取して、消化吸収機能を発達させたり、食べ物に応じた口のなかでの処理の仕方を覚えることが必要となります。

そして、ほぼ成人と同じ食べ物を摂取できるようになるために時間をかけて学習・獲得・発達させる大切な過程であり、これは生後5ヶ月くらいから1才3ヶ月くらいまでの約1年間の時期に相当します。

 

離乳食の進め方の目安

区 分 離乳初期 離乳中期 離乳後期 離乳完了期
月齢(ヶ月)  5~6  7~8  9~11  12~15
離乳食回数  1→2  2
母乳・育児用
ミルク回数
4→3 牛乳やミルクを
300~400ml/日
調理形態 ドロドロ状 舌でつぶせる硬さ 歯ぐきでつぶせる硬さ 歯ぐきでかめる硬さ

 

離乳食のポイント(初期)

離乳の時期って?

離乳の目安は「生後5ヶ月頃で体重が 7 ㎏ぐらい、授乳が 1 日 5 回くらいで時間の間隔が規則正しくなった頃」と一般的にいわれています。

離乳食の時期が早く月齢が小さいと、腸の粘膜がまだ未発達で食品中のたんぱく質を完全に消化できず、アレルギーを起こすことがあります。

どういう食べ物に注意したらいいの?

・ごぼう・れんこん・たけのこなど(繊維が多く胃腸に負担をかけるため)
・ゼラチン(動物性コラーゲンであり下痢やアレルギーを起こすことがあるため1才を過ぎてから与える)
・さんま・さばなど(初期に白身から始め中期に赤身、後期に青魚が無難です)
・牛乳(鉄欠乏性貧血を起こすことがあるため1才を過ぎてから)
・はちみつ(乳児ボツリヌス症予防のため1才を過ぎてから)

食べるだけ与えていいの?

最初の1 週間は1 日1 品小さじ1(5cc)から始めます。
2~3 日続けて慣れたら2 さじに増やし、3 さじ目を食べたら次の新しい食品を始めてみるとよいでしょう。
その後は食欲に応じて与えてもかまいません。食べる量が増えれば、次第に母乳やミルクを飲む量が減ってくるでしょう。
食べる量が少ないからといって母乳やミルクばかり与えると、いつまでも食べる量が増えません。空腹を感じた状態で離乳食を食べる癖をつけておけば、離乳食が順調に進みます。

離乳食後のミルクの分量は?

離乳の開始後ほぼ 1 ヶ月間は離乳食は1 日1 回です。
赤ちゃんの離乳食の食 べ方を見ながら、ミルクや母乳はその子に応じた量を与えます。
離乳食後の母乳やミルクは基本的に欲しがるだけあげてOKです。
1 ヶ月を過ぎた頃から2回食へ移行しましょう。

作成者:小児科スタッフ

カテゴリー: かばくん通信e

タグ: 離乳離乳食