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 さとう院長 の個人ブログページです。

 日頃から感じていることや医療に対する考えなどを、ゆったり綴って参ります。

 どうぞ、よろしくお願いいたします。

 

 さとう小児科 院長  佐藤 潤一郎

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インフルエンザ流行状況

2017年12月01日

今年は例年に比べ、インフルエンザワクチンの供給が少なく、皆様には大変ご迷惑をおかけしております。

12月1日現在も、まだ十分なワクチン供給はできておりませんが、卸業者からの情報では、12月中旬以降になれば幾分かは供給できるかもと言われています。

確実ではないですが、初回接種をご希望の方はその頃に御連絡下さい。

供給状況をお伝えできると思います。

 

平成29年11月30日の宮崎県感染症週報(47週、11/13~11/19)では、宮崎県内のインフルエンザの報告数は、189人、例年同時期の平均値の約25倍と報告され、宮崎でのインフルエンザの流行は例年より早く到来しそうな様子です。

例年より早くインフルエンザ対策を心がけて下さい。

インフルエンザウイルスは水に弱いので、手洗いが一番の予防になります。

インフルエンザは乾燥している環境を好みますのでお家の湿度も気を付けましょう。

作成者:さとう院長

カテゴリー: さとう院長ブログ

タグ: インフルエンザ

爪、のびてませんか?

2017年11月01日

11月に入り、空気がとても乾燥してきました。

この時期になると子ども達の肌のカサカサが気になりますよね。

カサカサしている肌はとてもかゆいです。

ですので、お肌がカサカサになる前に保湿剤を、カサカサしてかゆがるところにはステロイド軟膏を塗布しお肌のケアに努めましょう。

 

 

お肌に掻き傷が多い子、爪はのびていませんか?

爪が伸びていると、掻いた時に皮膚を傷つけやすくかゆみを増す原因になります。

もし、のびているようでしたら、しっかり切ってあげて下さい。

作成者:さとう院長

カテゴリー: さとう院長ブログ

タグ: スキンケア

インフルエンザについて(H29.11)

インフルエンザの季節が近づいてきました!

インフルエンザは、主に冬に流行するウイルス性の病気でA型・B型などがあります。

その感染力は強く、家族の中や学校、保育施設、幼稚園、職場などで集団発生することもあります。

 

 

【 主な症状と経過 】 

 1、寒気や悪寒を伴って、急に39度以上の高熱が出ます。

2、熱が上がるにつれて、嘔吐、下痢、頭痛、関節痛などが出ます。

3、熱が下がっても、発熱してから5日間は外出を控えましょう。

4、肺炎や中耳炎を合併したり、まれに肺炎・脳症を起こすこともあります。

 

 

ワクチン接種で予防を!

インフルエンザワクチンの接種で、インフルエンザによる重篤な合併症や死亡を予防することが期待されます。

インフルエンザに対しては、ワクチンで重症化を予防することがインフルエンザに対抗する有効な手段なのです。

基礎疾患(心疾患・肺疾患・腎疾患など)がある方は重症化しやすいので、接種を受ける事をおすすめします。

※今年はワクチンの生産が少ないと言われています。数に限りもありますので ご希望の方は早目の接種をお勧めします。

  

 

症状が出たら? 

熱が高くても機嫌がよく、遊ぶ元気があり、水分も摂れるといった場合にはゆっくり休ませて様子をみましょう。

発熱後、すぐにインフルエンザの検査を行うと、陽性であっても結果が陰性の判定となることがあります。

抗インフルエンザ薬は、発症後48時間以内に使い始めれば効果があるので慌てる必要はありません。

慌てて病院に連れて行った結果、インフルエンザをもらって帰った!なんてことになる事も十分に考えられます。

しかし、生まれて間もないお子さんや痙攣をおこしたり、吐き続けたり、呼吸状態がおかしいなどといった場合は早めの受診が必要です。

 

 

 予防接種をしたらインフルエンザにかからないと言う訳ではありません!

しかし発病してもある程度症状を軽くする事が知られていますので、是非接種する事をお勧めします。

また接種の際には、事故防止の為、母子手帳がない方は接種が出来ませんので必ず忘れずにお持ち下さい。

作成者:小児科スタッフ

カテゴリー: さとう院長ブログ

タグ: インフルエンザ予防接種

乳歯からのむし歯予防

2017年10月01日

赤ちゃんの肌がやわらかくてかぶれやすいのと同じように、

生えたばかりの歯はとてもやわらかく、

むし歯菌(ミュータンス菌など)がつくる酸にとても弱い状態です。

そのため、生えたての歯は穴があきやすく、進行がとても早いです。

今回は正しいむし歯の予防方法を知り、親子で楽しく歯磨きをしましょう。

 

 

歯が生える前からの練習が大切! 歯が生えてからいきなり歯ブラシを使うと、お母さんも慣れていないし、子どももびっくりしてしまいます。

むし歯予防を上手にすすめるためには、歯が生える前から歯磨きの練習をしておきましょう。

  

 

◎ STEP 1 / 歯が生える前から

まずは子どもの唇の周りや頬を さわって、口周りを触られる事 に慣れさせましょう。

慣れてき たら、子どもの口の中に指を入 れ、お母さんの指で舌や歯ぐき をさすってあげましょう。

 

◎ STEP 2 / 歯が生えてきたら?

1歳くらいまでは、薄味で糖分もあまり入っていない離乳食であれば、歯垢(プラーク)がつくことはほとんどありません。

清潔なガーゼで歯をはさむようにして、子どもの歯をぬぐってあげましょう。

まだ歯ブラシは使わなくて大丈夫です。

 

◎ STEP3 / 1才過ぎた頃からは?

1歳を過ぎると、上下に4本ずつくらい歯が生えてきます。

この頃から歯ブラシを使うようにしましょう。

子どもは、まだ自分で磨くことはできません。

しかし「食べたら歯を磨く」という行為の習慣づけのために、お母さんと一緒に歯ブラシを持たせるようにしましょう。

 

 

【 歯ブラシの選び方 】

子どもは、すぐ歯ブラシをかんでしまうので歯ブラシは「本人用」と「仕上げ磨き用」の2本を用意しましょう。

最近では、歯ブラシの先がブラシタイプのものと、シリコンタイプのものがあります。

どちらが良いと言う事はありませんので、子どもが気に入った方を使うようにしましょう。

 

 

 宮崎市では1歳児歯科健康診査をおこなっています。

かかりつけの小児科医をもつように、かかりつけの歯医者さんを決めて、大切な乳歯をむし歯から守りましょう。

 

 【 1歳児歯科健康診査のお知らせ 】

対象

宮崎市に住所を有する1歳児

受診時期

ご自宅に1歳児歯科健康診査受診票が届いてから1才2ヶ月まで有効です。

受診場所

宮崎市郡歯科医師会加入の歯科医院(同封の一覧表参照)

内容

歯科検診・ブラッシング指導・食生活習慣指導

料金

無料

持参する物

1歳児歯科健康診査受診票、親子(母子)健康手帳

受診時の

注意

・受診票と一緒に同封された別紙の医療機関一覧表にある歯科医院のみ受診できます。

・受診の際、予約が必要な場合がありますので歯科医院にお問い合わせ下さい。

・受診票の太枠を記入し、歯科医院窓口に提出してくだい。                                                 

・上記内容以外の治療などを行う場合は、別途料金が必要となります。各歯科医院にご確認ください。

 (すくすく子育て参照)

作成者:小児科スタッフ

カテゴリー: さとう院長ブログ

タグ: むし歯

弱視の早期発見

「弱視」とは、眼鏡やコンタクトレンズで矯正しても視力がでない目のことを言います。

こどもの「弱視」の原因は大きく、

(1)屈折異常(遠視、乱視など)

(2)器質的な障害(未熟児網膜症、先天性白内障など)

に分けられますが、数が多いのは圧倒的に前者になります。

 

当院では、弱視を早期発見するため、スポットビジョンスクリーナーという医療機器を導入しています。

この医療機器は弱視の原因となる屈折異常(遠視、乱視、近視)、眼位異常(斜視)を検出します。

数秒で痛みなく比較的正確に上記疾患を判別できる機器です。

 

視力は、生後1か月~1歳半頃に急激に発達し、8歳頃に視機能が完成します。

この時期に異常を早期発見し治療を行なえば弱視にならずにすむ可能性があるのです。

 

当院では、7ヶ月健診と1歳健診の時にこの機器でお子さんの視機能をチェックし、異常が見つかれば眼科専門医へ紹介します。

もちろん、1歳以上のお子さんもご希望であれば検査を行っています。

詳細は当院までご連絡ください。

作成者:さとう院長

カテゴリー: さとう院長ブログ

タグ: 弱視

インフルエンザ予防接種

2017年09月01日

接種期間

平成29年10月2日(月)~平成29年12月29日(金)

接種回数

13歳未満 2回 / 13歳以上 1回

料金

9月末に直接お問い合わせ下さい

適応年齢

対象年齢は生後6ヶ月以上ですが、1歳未満は免疫の獲得率が低いため 当院では1歳以上の方にお勧めしております。上記を理解した上でご希望の方は、一度ご相談下さい

予約方法

当日の電話予約  (TEL) 22-6601

※接種の際、母子手帳のない方は事故防止の為に接種が出来ませんので必ずお持ち下さい

 

 

◎予防の基本◎

〈流行前〉

・インフルエンザワクチン接種

〈流行し始めたら〉

・人混みのあるところへの外出を控える

・外出時のマスク着用

・室内では加湿器などを使用し、適度な湿度を保つ

・十分な休養や、バランスの良い食事をとる

・うがい、手洗いの施行

※ 湿度が40%以下になると目や肌、喉の乾燥を感じ始めたり、インフルエンザウイルスが活動しやすくなります。

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インフルエンザとかぜの違い

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◎インフルエンザの症状がでたら 

熱の出始めは、熱が高くても機嫌がよく遊ぶ元気もあり、水分もとれているといった場合には家でゆっくり休ませて様子をみます。

しかし、生まれて間もないお子さんや痙攣を起こした、何度も吐き続けている、呼吸がおかしいなどといった場合には早めの受診が必要となります。

発熱後すぐにインフルエンザの検査を行い、結果が陽性であってもウイルス量が少ない場合もある為陰性の判定が 出ることがあります。

抗インフルエンザ薬は、発症後48時間以内に使い始めれば効果があるので慌てる必要はありません。

慌てて普通の風邪で病院に連れて行った結果、インフルエンザをもらって帰った…なんてこともありますよ。

作成者:小児科スタッフ

カテゴリー: さとう院長ブログ

タグ: インフルエンザ予防接種