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 さとう院長 の個人ブログページです。

 日頃から感じていることや医療に対する考えなどを、ゆったり綴って参ります。

 どうぞ、よろしくお願いいたします。

 

 さとう小児科 院長  佐藤 潤一郎

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子どもの風邪

2016年04月01日

小児科の外来で一番受診の多い疾患は、『かぜ』です。

日本は世界一医療アクセスが良く、風邪症状があると早目に病院を受診することが出来ます。

その為、風邪の初期から内服することが出来るため、“薬を早く飲んだ方が早く治る”と考える親御さんもいるようです。

 

診察時に、「熱を下げる薬」「鼻水を止める薬」「咳を止める薬」を希望されることがあります。

しかし、風邪に伴うこれらの症状は感染に対する防御反応であり重要な意味があります。

例えば、風邪の発熱は微生物の増殖を抑えます。

鼻水は鼻粘膜からウイルスを、咳は気道の痰などの異物を排除するためにでます。

 

症状を止めることだけにとらわれず、感染に対する生体防御反応を理解しながらホームケアを行うことが症状の軽減に繋がるのではないでしょうか。

作成者:さとう院長

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タグ: 感染症

こどもの糖尿病と肥満に注意

2016年03月01日

いよいよ、3月に入り春はもうそこまでやってきています。

こども達にとってこの季節は、卒業式や入学式といった節目の行事があり、新たな決意を胸に更なる飛躍を誓う時期かと思います。  

 

さて近年、大人に多い2型糖尿病の若年発症の増加が問題となっています。

小児糖尿病の約20%が2型であり、日本で年間200~250人が新たに小児の2型糖尿病と診断されています。

 

こどもの2型糖尿病の70~80%は肥満を伴っていますが、地域別でみますと都会よりも地方の方に有病率が高く、その原因としては運動不足(都会は電車の乗り換えなど歩く機会が多いが、地方ほどクルマ社会)、食生活(野菜嫌い、地域特性)などが考えられます。

宮崎の子どもたちの肥満率は全国平均よりも高いです。

 

日頃よりたくさん外遊びをし、宮崎のおいしい野菜やお肉をたくさん食べ、心身ともに健康な大人になって欲しいです。

作成者:さとう院長

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タグ: 子どもの健康

抗生剤の適正使用

2016年02月01日

抗生剤は、細菌感染に対して有効な治療薬です。

この薬のおかげで私たちは多大な恩恵を受けてきました。

 

一方で、「発熱の90%はウイルス感染症。ウイルス感染に抗生剤は無効。」

これは、医学生で微生物を教わった人ならば誰もが知っている知識です。

 

しかし、実際の臨床の現場では不必要な抗生剤の使用が続いています。

抗生剤を頻用すると我々医師に不利益なことがあります。

 

抗生剤の頻用は耐性菌を作り出し、本当に抗生剤が必要な時の治療が困難になります。

また、培養を取る前に抗生剤を使い始めると、起炎菌が分からず抗生剤の変更が難しくなります。

多様な薬がありますが、副作用のない薬剤はありません。

抗生剤も同様で、下痢、肝機能、腎機能障害、アレルギー反応といった合併症が起こりえます。

まさしく、不必要な抗生剤使用は、「百害あって一利なし」です。

 

臨床の場で、感染症を診る医師に必要なことは、多くの発熱者の中から数%しかない細菌感染症者を見分け、必要な患者さんに必要な抗生剤を処方することです。

発熱者に対し、全例抗生剤を処方するのであれば医者は必要ないでしょう。

 

繰り返しますが、ほとんどの風邪に抗生剤は無効です。

親御さんは、薬を処方してもらうだけでなく「なぜ内服させる必要があるのか?」という視点をいつも持っていて欲しいです。

作成者:さとう院長

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タグ: 抗生剤

明けましておめでとうございます

2016年01月08日

いよいよ平成28年が始まりました。

今年は、何といってもオリンピックが開催される年です。
オリンピックでどんなドラマが起こるか?今から大変楽しみです。

また、今年の夏には選挙権が「18歳以上」に引き下げられて初めての選挙・参院選があります。
はたして投票率がどうなるか?
若者の模範になるよう、新世代の方は率先して選挙に行ってください。

今年も宜しくお願いします。

作成者:さとう院長

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タグ: 院長の言葉

寒暖の差にご注意

2015年12月01日

宮崎も12月を前に急に寒くなってきました。


しかし、今年の天候は本当に奇妙な印象を受けます。

長い梅雨が終わったと 思ったら、本格的な夏は2~3週で終わり、8月の末には秋を感じるようになりました。


又、11月に入り朝晩は冷え込んでも昼間は半袖で過ごせ、寒暖の差が大きい日が多かったようです。

寒暖の差が大きいと自律神経のバランスが崩れやすく、体の調整機能がうまく働きません。


また、子どもは体温調節機能が大人に 比べ未熟なため、寒暖の差の影響を受けやすいです。

寒暖の差が大きくなると咳嗽や喘息発作、寒暖差アレルギー(血管運動性鼻炎)で受診される方が増えてきます。

自律神経のバランスを保つには規則正しい生活が重要です。


また、寒暖差に対応できる温度は7℃程度ですので、起床時や外出する際はその範囲で治まるように衣服を調節しましょう。


また、マスク着用は鼻の中に直接冷たい空気が入らなくし、寒暖の差を少なくしてくれます。

温度差が気になるお子さんにはマスク着用で外出されることをお勧めします。

作成者:さとう院長

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タグ: 院長の言葉

こどもの喘息

2015年11月01日

例年に比べ、今年は喘息発作を起こす子が多いようで、この傾向は日本全国でも同様のようです。

 喘息は、気管支に慢性の炎症を起こり、呼吸症状が出てくる病気です。


 特に空気の通り道である気管支が狭く「ヒューヒュー」「ゼーゼー」するときは発作が起きており対応が必要です。

夜間の咳が続いたり、遊んだ後や運動後に咳が激しく出る場合も喘息が隠れていることがしばしばあります。


そのような場合は、一度御相談下さい。

作成者:さとう院長

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タグ: 喘息