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子どもの性教育を考える

2023年08月01日

先日、2021年度の人工妊娠中絶の実施率が発表され、宮崎県は4年連続で全国最多であることが判明しました。

本件における15歳以上50歳未満の女性1,000人に対する実施率は7.5であり、全国平均は5.1、最も少ない茨城県では2.4となっています。

これは本件にとって由々しき問題であり、早急に手を打たなければいけません。

このような報道があると「若年世代への性教育」が話題になります。

正しい性教育は自分達の体を守るとともに性暴力や性被害が何たるかを知る機会となり、結果的には性虐待の防止につながると考えられています。

 

しかし、学校の現場では「はどめ規定」があり、性行為は取り扱わないことになっており、有識者と文科省との間で長年押し問答が行われています。 8月19日(土)14:00より宮崎県医師会館で開催する子どもの健康セミナーでは、仙台市の川村和久先生をお招きし、「親子で学ぼう「命のつながり」」~小学4年生「命の大切さ」を伝える性教育~というテーマで講演していただきます。

先生は「子どもへの性教育」ということで先進的に活動されております。

ご興味のある方は是非ご参加ください

作成者:さとう院長

カテゴリー: さとう院長ブログ

タグ: セミナー性教育

かばくん通信 院内報 No.204(R5.8)

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『子どもの性教育を考える』

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作成者:小児科スタッフ

カテゴリー: かばくん通信e

タグ: 院内報

『パンダどうぶつえん』

『パンダどうぶつえん』パンダがいないなら呼べばいいじゃない。

園長さんの斬新かつ大胆な発想で、お客さんが来ない動物園に、パンダを呼ぶ計画がスタート!

そして、パンダ募集の張り紙を見て集まった、

たくさんのパンダたち。

でも、このパンダたち、なんだかアヤシイ……。

 

作・絵 おおのこうへい

出版社 PHP研究所

作成者:小児科スタッフ

カテゴリー: 今月の絵本

タグ: 幼児向け絵本

感染症情報(R5.8)

インフルエンザ・新型コロナウイルス感染症が流行しています。

手洗いうがい、状況に合わせてマスクの着用など引き続き感染対策に努めましょう。

作成者:小児科スタッフ

カテゴリー: お知らせ

タグ: 感染症情報

お願い(R5.8)

予約のキャンセルについては、ネットもしくはお電話で、予約時間に遅れる際にはお電話で、ご連絡をお願いします。

作成者:小児科スタッフ

カテゴリー: お知らせ

タグ: お知らせ

『子育て支援の経済学』

2023年06月01日

先日、日本小児科医会の主催する、第25回「子どもの心」研修会(前期)に『子育て支援の経済学』の著者である山口慎太郎先生をお招きし、講演をしていただきました。

 

少子化対策には、女性の家事・育児の負担を軽減させることがポイントとし、その政策として

(1)保育所拡充と待機児童解消(現物給付)

(2)男性育休推進

をあげています。

 

特に印象的だったのは、「男性の育児休業」の取得が少子化対策に繋がる話でした。

日本の場合、男性の育児休業は約4〜6週と短めですが、それでも育児休業は積極的に取得するべきとしています。

なぜならば、育児休暇を取得した場合、取得しなかった場合と比べると

(1)3年後の子育て時間・家事時間が優位に長くなる

(2)母親のフルタイム就業率が5%増加する

ことがあげられます。

 

男性が育休休業を取得しやすくするためには、休業中の賃金保証をすることが大切になってきます。

 

今回の講演で、少子化対策には男性の育児参加が大切であることを再認識させられました。

作成者:さとう院長

カテゴリー: さとう院長ブログ

タグ: 子育て少子化対策