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ボツリヌス菌と腸内細菌叢

2018年01月01日

昨年の4月、離乳食ではちみつを摂取していた生後6か月の男児が「乳児ボツリヌス症」で死亡したと言う残念な報道がありました。

宮崎市の母子(親子)健康手帳にも『乳幼児の栄養』の中で「はちみつは乳児ボツリヌス症を予防するため、満1歳までは使わない。」と記してあります。

どうして1歳未満の乳児がなぜボツリヌス症になりやすいのでしょうか?

それは、腸内細菌叢(腸内フローラ)が大きく関わっています。

 

成人と比べ乳児の腸内細菌叢は単純で細菌の種類が少ないです。

腸内細菌叢が単純な生後1歳未満の乳児が、ボツリヌス菌を含んだ食材を摂取すると、ボツリヌス菌の繁殖を抑える腸内細菌叢が機能しないため腸管内でボツリヌス菌の発芽や増殖が起こり、産生された毒素によって乳児ボツリヌス症を発症するのです。

 

 

最近、感染症の分野で「腸内細菌叢」の役割の重要性が再認識されています。

健全な腸内細菌叢を保つためにも不必要な抗生剤の使用は控えたいです。

作成者:さとう院長

カテゴリー: さとう院長ブログ

タグ: 感染症

かばくん通信 院内報 No.141(H30.1)

作成者:小児科スタッフ

カテゴリー: かばくん通信e

タグ: 院内報

前向き子育て15か条

「子育てって大変…」

「こんな悩みわたしだけ?」

誰もがもっている子育ての悩み。

子育てに悩む、という事はそれだけ真剣にお子さんと向き合っている証拠です。

昨年9月、佐藤小児科スタッフは小児外来小児科学会に参加し、「前向き子育て十ヶ条を考えよう」というテーマで様々な職種の方々と意見交換をしました。  

 

そこで考えた前向きになる幼児向け子育て15か条をご紹介します。

  1. 子どもが好ましい行動をしているときに描写して褒める
    行動を具体的に褒めましょう。
  2. 子どもが呼びかけてきたら手を止めて笑顔で子どもを見ましょう。
  3. 子どもの話は子どもと同じ目線で否定せずに最後まで聞きましょう
  4. 子どもの興味や行動を認め、一緒にやってみましょう
  5. 子どもが疑問や興味を持ったら、一緒に考えましょう
  6. 子どもと接しているときは、スマホを置いておきましょう。
  7. 上手にできたこと、チャレンジしたことに注目してあげましょう。
  8. 私メッセージで伝えましょう。
  9. ハグ、タッチなどスキンシップを多くとって、親子で甘えあいましょう。
  10. 寝る前に抱きしめてあげて大切な存在だよと伝えましょう。
  11. 子どもにお手本を見せてあげましょう。
  12. 発達段階に応じて家庭環境を整えましょう。
  13. 怒るではなく叱るようにしましょう。怒るは親の感情です。
  14. 困ったときは一人で悩まず誰かに相談しましょう。
  15. ほっとできる場所、ほっとできる人がいると心に余裕が持てますよ。

子育てさぼってもいいですよ (^^)

 

参考:トリプルP~前向き子育て17の技術

子育てハッピーアドバイス

日本外来小児科学会

作成者:小児科スタッフ

カテゴリー: さとう院長ブログ

タグ: 子育て

感染症情報(H30.1)

インフルエンザと感染性胃腸炎が増加傾向です。

外出時はマスクをして、帰宅後は手洗い・うがいをして 感染予防に努めましょう。

作成者:小児科スタッフ

カテゴリー: お知らせ

タグ: 感染症情報

お知らせ(H30.1)

・1月4日から通常診療です。

・インフルエンザ1回目は終了しました。インフルエンザ 2回目を接種予定の方は早目にお越しください。

・昨年の12月から、診察のみインターネット予約が開始になりました。
予防接種と乳児健診は、従来通り電話予約 のみ(8:30~)となります。
(今後、ネット予約に移行する予定です)

作成者:小児科スタッフ

カテゴリー: お知らせ

タグ: お知らせ

『パンダおやこたいそう』

「パンダおやこたいそう」「おやたいそうはじまるよ!」

親子パンダが一緒に体を動かしながら、色々なものになりきります。

からだもこころも豊かになる一冊です。

 

作・絵:いりやまさとし

作成者:小児科スタッフ

カテゴリー: 今月の絵本

タグ: 幼児向け絵本