eyecatch

ニックネーム募集中!

 

 さとう院長 の個人ブログページです。

 日頃から感じていることや医療に対する考えなどを、ゆったり綴って参ります。

 どうぞ、よろしくお願いいたします。

 

 さとう小児科 院長  佐藤 潤一郎

Recent Posts

子どもも紫外線対策を

2021年08月01日

紫外線は、水面や地面、アスファルトなどにも反射します。頭上からだけでなく、下から受ける紫外線も注意が必要です。

首や耳の後ろなど、うっかり日焼けしやすいところもきちんとケアしましょう。

お母さんと一緒にお出かけをしている子どもたちは大人と同じ量の紫外線を浴びてしまいます。

子どもの肌は発達途中です。

紫外線に対して無防備なままだと肌トラブルが起きやすくなってしまいます。

大人だけでなく、子どもも紫外線対策をすることがとても重要です。

 

Q:日焼け止めは、赤ちゃんでも塗ったほうがいいの?

A:答えは = はい

 

紫外線は、大人も子供も赤ちゃんもみんなに降りそそぎます。

でも、赤ちゃんは自分で紫外線対策をする事ができません。

しかも、大人に比べて肌のバリア機能が未発達な状態のため素肌に紫外線を浴びてしまうと肌を傷つけてしまいます。

守るためには紫外線に直接肌をさらさないことが大事です。

日やけ止めを塗って防ぐのはもちろん、衣類や帽子も上手に 利用して肌を守りましょう。

 

また、この季節たくさん出ている日やけ止めにはいろいろなタイプが あります。

外で遊ぶときは、赤ちゃんの肌を考えて作られているか、 使いやすいかなどチェックするのも大切です。

 

◎ 紫外線から守る 外からの影響を受けやすい赤ちゃんの肌を紫外線から守ってあげましょう。

日焼けしやすい額・鼻・頬などは特に念入りに。

 

・首・耳の後ろ、肩・手足の甲なども忘れずに、2~3時間おきにつけ直すようにしましょう。

・汗をかいたり、タオルで拭いた後はできるだけすみやかにつけ直しましょう。

・落とすときは、石けんをよく泡立てて、強くこすらないように丁寧に洗いましょう

 

「皮膚トラブルを防ぐ乳幼児スキンケア」参照

作成者:小児科スタッフ

カテゴリー: さとう院長ブログ

タグ: 紫外線対策

1歳6ヶ月健診が変わります

2021年07月01日

令和3年6月から1歳6ヶ月児健康診査(集団健診)の小児科診療のみ医療機関での個別健診になりました。

新型コロナウルスの感染拡大の中、対策を講じて集団健診を行ってきましたが、緊急事態宣言の影響もあり、通常より約半年ほど案内が遅れています。

小児科診療のみ個別健診になりますが、遅れた健診の解消に向けて一歩踏み出せました。

 

以前、健診の主たる役割は「器質的疾患の早期発見」でしたが、現代の健診の役割は左記に加え「児の心理学的問題、保護者の精神的問題、家族を取り巻く環境などがもたらす問題に目を向け、子どもの健やかな育ちを妨げる要因を解消する」ことにシフトしてきています。

このような背景からも、いつも受診されているかかりつけ小児科医で1歳6ヶ月健診を行われることはとても有意義なことです。

 

 

病気のことだけでなく、子育てや困りごとがあった時は、遠慮なく「かかりつけ小児科医」に相談して下さい。

作成者:さとう院長

カテゴリー: さとう院長ブログ

タグ: 健康診査

子どもの熱中症について

熱中症は炎天下の屋外で起きる事が多いのですが、条件がそろえば室内でも起こります。

とくに子どもや乳幼児は体温調節機能が未熟である事に加え代謝が活発で大人より汗をかきやすいうえ、自分から水分をとらないことが多いので注意が必要です。

 

のどの渇きは血液のNa濃度によって感知されます。

大量に汗をかいた時に水だけを飲むと血液のNa濃度が薄まり、汗の量に満たない水を飲んだだけで、それ以上水分がほしくなくなります。

一方、尿として水分は排出されるので、ますます脱水状態は進む事になりその結果体温は上昇し熱中症になります。

 

◎マスクの着用について

マスク着用により、熱中症のリスクが高まります。

着用する場合には、激しい運動を避けてください。

屋外で人と十分な距離(少なくとも2m以上)が確保できる場合にはマスクをはずすようにしましょう。

 

【 予防のポイント 】

◎スポーツ時の注意

① 準備体操をしっかり行い、そのとき体調チェックを行う。

② 帽子をかぶり、白系で風通しのよい服装にする。

③ 運動前,運動中,運動後に定期的に水分・塩分補給をする。

 

◎水分補給

① 日頃から水分をこまめにとる習慣をつけましょう。

② 市販のスポーツドリンクを選ぶ場合、塩分濃度が0.1~0.2%(表示のNa 40~80mg / 100mL)のものがよい。

③ 糖分の多い炭酸飲料、ジュース類は避ける。

 

最近は屋外で遊ぶ子どもが少なく、冷房の効いた室内で過ごすことが多くなり、汗をかくことが少なくなっています。

発汗は、体温の上昇を防ぐ最も有効な手段であり、汗をかかないと体温調節がうまくいきません。

日頃から帽子の着用、衣服の調節、水分摂取を指導し、外遊びを奨励し、暑熱への順化を促進させることが熱中症の予防につながります。

日頃の水分補給としては、水・ミネラルウォーター(軟水)や麦茶などで十分ですが、運動したり走り回ったりする時は塩分や熱中飴(塩飴)、または梅干しなどで塩分補給も心がけると良いでしょう。

 

「チャイルドヘルスVol.14 No.7」参照

作成者:小児科スタッフ

カテゴリー: さとう院長ブログ

タグ: 熱中症

赤ちゃんの食事「補完食」

2021年06月01日

 最近の私の関心事の一つは赤ちゃんの食事です。

日本では「離乳食」と言いますが、「離乳食」と書くと「早く乳離れしないといけないのでは」と思われがちです。

一方、世界保健機構(WHO)は、赤ちゃんの食事を「補完食」と言っています。

では何を「補完」するのでしょう? 答えは、母乳やミルクを「補完」するのです。

母乳やミルクでは足りない栄養を科学的な根拠に基づき、赤ちゃんの成長に必要な栄養を補う食事のことを指します。

 

 赤ちゃんに必要な栄養は、生後6ヶ月くらいから母乳やミルクをたくさん飲んでも不足してくる栄養素があります。

その代表が、鉄、亜鉛、ビタミンA、カルシウム、ビタミンDです。

特に鉄は生後6ヶ月になると食事で補充して欲しい一番の栄養素です。

鉄が不足すると「鉄欠乏性貧血」になることを皆さんは御存知でしょうが、赤ちゃんの鉄欠乏は神経運動発達系にも悪影響与えるのです。

 

 海外では赤ちゃん用の鉄強化シリアルなどが販売されていますが、日本では販売されていません。

そういう事情からも赤ちゃんの食事には鉄を意識して食べさせて欲しいと思います。

作成者:さとう院長

カテゴリー: さとう院長ブログ

タグ: 離乳離乳食

梅雨に欠かせない食中毒対策!

食中毒の主な原因である細菌は、気候が暖かく湿気が多くなる梅雨から夏にかけて増殖が活発になります。

食中毒症状は主に腹痛や下痢・嘔吐・吐き気・血便などですが、食中毒と気づかれず重症になったり死亡したりする例もあります。

 

【 食中毒予防の三原則 】

(1)菌をつけない : 洗う、分ける

(2)菌を増やさない: 低温で保存

(3)菌をやっつける: 加熱、殺菌処理

 

 【 食品別の予防のポイント 】

食品

主な原因菌

予防のポイント

たまご

サルモネラ

・生食は賞味期限内に限る ・卵を割ったら直ちに調理する
・割れた卵やひびの入った卵は食べない

肉類

病原性大腸菌(O157・O111)
カンピロバクター

・中心部まで十分加熱する(85℃で1分間以上) ・10℃以下で保存する
・調理器具は使用するごとに洗う ・調理の前中後のこまめな手洗いをする
・抵抗力の弱い子どもには、生肉の料理は避ける

魚介類

腸炎ビブリオ
ノロウイルス

・水道水で十分に洗う ・中心部まで十分に加熱する ・10℃以下で保存する
・生食に注意(カキなどに出るノロウイルスは冬期に多い)

カレー・シチュー・スープ類

ウェルシュ菌

・高温でも死滅せず室温で放置することで増殖するため、調理した食品は早めに食べるようにし、室温に2時間以上放置しない(冷蔵庫や冷凍庫で保存する)

弁当や洋和菓子等調理済み食品

黄色ブドウ球菌

・手指の洗浄、消毒をする
・手指に傷のある人は、素手で調理しない(ゴム手袋など着用)

 

食中毒の主な症状は、嘔吐、下痢、腹痛、血便、発熱などです。

乳幼児は免疫力や体力が弱く、重症化することもありますので、嘔吐、下痢などの症状があるときは

早めに受診しましょう。

血便や粘液性の便が出たときは、受診時に、おむつや便(容器 に入れて)を持ってきてください。

作成者:小児科スタッフ

カテゴリー: さとう院長ブログ

タグ: 食中毒

水いぼ(伝染性軟属腫)

2021年05月02日

乳幼児に好発する皮膚のウイルス感染症です。

白く丸く光った小さいイボで、つぶすと白い塊が出てきます。

この中にウイルスが含まれていてこれが皮膚につくとうつります。

水いぼ自体は、痛みもかゆみもありませんが、乾燥肌や皮膚炎があると、かゆみが強くなり、かいて どんどん拡がることがあります。

 

【 治療 】

 ① 薬:水いぼを確実に治す薬はありません。

 ➁ 取る:ピンセットでつまんだり、液体窒素などで焼いたりして取ることもできます。

痛みを伴い、全部とっても、またできることがあります。

 ③ 治るまで待つ:1~2年ぐらいでウイルスに対する免疫ができ自然に治ります。

 

【  水いぼとプール 】

 ➀ プールの水でうつるわけではないので、プールの制限はありません。

 ➁ 裸のからだをこすりつけたり、浮き輪・ビート板・タオルを共用したりすると、うつることがあります。

 ③ プールの後は、シャワーで肌をきれいに洗い流しましょう。

 

 【 まとめ 】

☆ 水いぼは、特別な治療をしなくても1~2年すると自然に治ります。

☆ 登園・登校の制限はありませんが、肌と肌の接触により感染することがあります。衣服などで工夫をしましょう。

☆ かゆみがあると、かいて拡がることがあります。かきこわさないように、こまめに爪を切りましょう。

☆ 日ごろから、汗をきれいにぬぐい、しっかり保湿をして、肌を良い状態に保ちましょう。

☆ 水いぼの周りに湿疹ができてかゆい時や、ひっかいて化膿した時には受診してください。

 

 参照:子どもの病気ホームケアガイド

作成者:小児科スタッフ

カテゴリー: さとう院長ブログ

タグ: 感染症水いぼ