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 さとう院長 の個人ブログページです。

 日頃から感じていることや医療に対する考えなどを、ゆったり綴って参ります。

 どうぞ、よろしくお願いいたします。

 

 さとう小児科 院長  佐藤 潤一郎

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口腔機能獲得の重要性

2019年12月01日

先日、宮崎市郡乳幼児健康診査検討会に参加しました。

その中で、矯正・小児ひまわり歯科の柿崎陽介先生の講演を拝聴しました。

講演は、「小児歯科からみた子どもの健康」という題目で、乳児期の発達に伴う口腔機能の獲得が、食生活や生活習慣の変化の影響で以前に比べ明らかに変わってきており、咀嚼筋や舌機能の発達が不十分で、固いものが食べられなくなったり舌根が後ろに落ちて上気道閉塞症状を呈する子が増えているということを知り、改めて「食べる」ことの重要性を教えていただきました。

先生が定期的に行かれているモンゴルの子どもたちと日本の子どもたちの歯並びの比較がありましたが、食生活の違いでこんなにも違うのかとびっくりさせられました。

乳児期の口腔機能発達にはそれなりに固いものを粗食できるようになることが重要だと感じました。

ちなみに、先生から勧められたおやつは干し芋です。

是非、皆さんにも知っていて欲しいと思います。

作成者:さとう院長

カテゴリー: さとう院長ブログ

タグ: 子どもの健康

電子カルテ導入

2019年11月01日

10月25日に新医院をオープンし11月1日より電子カルテを導入しました。

当院では初めての 試みです。

慣れない事が多く、しばらくは皆さまに御迷惑をおかけすることもあるかと思いますが、 どうかご了承下さい。

 

電子カルテを導入する一つの目的として、受診される方の待ち時間を出来るだけ少なくしたいという願いがあります。

その為、当院からのお願いとしまして、ネット予約の際の問診は可能な限り詳しく書いていただきたいと思います。

問診で受診の目的がはっきりわかっていれば、受付後あまりお待たせすることなく診察が可能です。

その他、お子さんの発達などで相談されたいことがございましたら、「その他」のところに記載していただけると助かります。

 

皆さまのご協力をお願いします。

作成者:さとう院長

カテゴリー: さとう院長ブログ

タグ: 院長の言葉

新さとう小児科開院

10月25日に新しい病院へ移転しました。

約3年前から構想を練り、周囲の方々の御指導・御支援もあり無事移転にこぎ着ける事が出来ました。紙面を借りて御礼申し上げます。

 

新しい病院には色々な思いを込めています。

「地域の方々に愛される病院を」をモットーに、受診のしやすさ、相談のしやすさ、待ち時間の軽減、タイムリーな情報の提供。

勿論、主役の子ども達に対しては怖がらない工夫、楽しい絵本の紹介等を今まで以上に行なっていきたいです。

我々にとって新たな旅立ちの時です。

宮崎の子ども達の健全な育ちを見守りつつ、時には子どもたちの代弁者として地域医療に関わっていきたいと考えています。

 

これからも「さとう小児科」をよろしくお願いします。

作成者:さとう院長

カテゴリー: さとう院長ブログ

タグ: 院長の言葉

今年のインフルエンザワクチン

2019年10月01日

10月に入るとインフルエンザのワクチン接種が始まります。

今年も10月1日から当院でもインフルエンザワクチン接種を開始しております。

今年は9月に延岡を中心としたインフルエンザの流行があり、例年に比べ、皆さんからの問い合わせも多いようです。

インフルンザワクチンはいつ接種するのがよいでしょうか?

当院では10月下旬〜11月上旬に2回接種が終っていることを推奨しております。

というのは、流行の時期は例年1月下旬〜2月上旬が多く、その時期に体内のインフルンザ抗体価をピークにもっていくには10月下旬〜11月上旬に2回接種が終っているのが望ましいと考えております。

是非、早めにインフルエンザワクチンを接種して下さい。

作成者:さとう院長

カテゴリー: さとう院長ブログ

タグ: インフルエンザ予防接種

小児の食中毒

2019年09月01日

まだまだ残暑厳しい日々が続きますが、皆さんは如何お過ごしでしょうか?

高温多湿のこの時期に気をつけて欲しいのが食中毒です。

高温多湿は、ばい菌(細菌)が繁殖しやすい条件です。

知らないうちに不適切な食べ物をたべていることもあります。

 

食中毒予防の三原則は、

(1) つけない(しっかり洗う)

(2) 増やさない(低温で保存する)

(3) やっつける(加熱処理)です。

 

調理する時は、手洗いや消毒、加熱を忘れないでください。

前日のおかずをお弁当に入れる時は、しっかり加熱してください。

また、弁当箱におかずを入れる時は、必ず冷まして入れてください。

温かいままでは、ばい菌が増えますからね。

作成者:さとう院長

カテゴリー: さとう院長ブログ

タグ: 食中毒

赤ちゃんのスキンケア

赤ちゃんの皮膚は薄く、大人の半分くらいしかありません。

肌の水分を保持したり、外部から異物が侵入するのを防いだりするバリア機能も未熟で、トラブルが起きやすくとてもデリケートです。

保湿によるスキンケアは、季節に関係なく、年間を通じて続けることが大切です。

保湿剤を正しく塗って、皮膚を守りましょう。

 

 

スキンケアの基本は

きれいにすること

保湿をすること

 

 

1 洗浄剤は泡立てて

・石けん・ボディシャンプーは低刺激性のものをよく泡立て、ゴシゴシ洗わず優しく洗う。

 

2 すすぎは丁寧に

・しわをのばしながらすすぐ。

・洗浄剤や汚れが残ると皮膚を 刺激するため注意する。

 

3 水分をよく拭き取る

・こすらず、押さえる様に水分を拭き取る。

・しわの中の水分もしっかり拭き取る。

 

【 保湿剤の塗り方 】

・塗りたい場所にクリームを点在させる。

・顔、お腹、背中、手足などの部分ごとに全身に塗っていく。

・手のひらをすべらせるようにして伸ばす。

・首やわき、手首、足首などの括れた部分にも塗り忘れがないように。

 

 

◎ 夏の紫外線は?

紫外線のダメージは、幼い頃から蓄積されていき、シワやシミ、免疫力の低下や皮膚ガンの発症リスクを高めてしまいます。

午前10時~午後2時頃までに1日の半分以上の紫外線が降り注いでいるので、紫外線が強い季節には、できるだけその時間帯に長時間、戸外にいることがないように計画をたてましょう。

 

◎ 日焼け止めの選び方

日焼け止めを購入する前に紫外線吸収剤を使っていないノンケミカルなものかどうかをチェックしましょう。

紫外線吸収剤は化学原料で刺激が強く、かぶれを引き起こす原因になるので、避けてください。

無香料や無着色のものなら肌への負担がさらに軽くなります。

普段の外出であれば SPF20~30の日焼け止めで十分です。

 

◎ 紫外線の防ぎ方

・つばがある帽子をかぶせる

・肌の露出が少ない服を着せる

・日焼け止めを塗る

・ベビーカーの幌おろす

・遊ばせるときは日陰で

作成者:小児科スタッフ

カテゴリー: さとう院長ブログ

タグ: スキンケア