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 さとう院長 の個人ブログページです。

 日頃から感じていることや医療に対する考えなどを、ゆったり綴って参ります。

 どうぞ、よろしくお願いいたします。

 

 さとう小児科 院長  佐藤 潤一郎

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緊急事態宣言は解除されましたが…

2020年06月01日

5月25日に全国における緊急事態宣言が解除されました。

以前の日常が徐々に戻りつつあるのを肌で感じます。

しかし、現時点で以前と全く同じ生活は難しいと考えます。

現に、日本だけでなく世界各国でも制限を緩めたら、感染者の数は増えています。

新型コロナウイルス感染症は、未だに不明な部分が多い感染症です。

昨年末に武漢で発生し、瞬く間に世界中に拡がりました。

 

新型ウイルスへのワクチンと特効薬がない今、感染拡大防止には人の移動と接触を制限することでしか感染は防げません。

有効なワクチンと特効薬の開発なくして以前のような日常を取り戻すことは難しいと考えます。

 

6月に入り、ほとんどの全国の小中高の学校が再開されます。

いろいろ批判はありますが、政府が出した「新しい生活様式」を参考に学校生活を送って下さい。

友達と遊ぶ時は屋内ではなく屋外で遊びましょう。

作成者:さとう院長

カテゴリー: さとう院長ブログ

タグ: 新型コロナウイルス院長の言葉

子どもの肥満に注意!

新型コロナ感染予防の為、自宅で過ごすことが多くなり、生活リズムがくずれてきているお子さんが増えています。

食生活の乱れや運動不足は肥満につながる恐れがあります。

肥満の状態が長く続くと、他の合併症を引き起こしたり、大人になってから成人病を起こしやすくなります。

そうならない為にも家庭の生活習慣をもう一度見直してみましょう。

 

 

 ◎ 肥満のまま 大人になると…

 生活習慣病になりやすくなります。

・糖尿病

・高血圧

・心筋梗塞

・脳梗塞

 

【食事内容】

 □ 和食より洋食・中華料理が好き

 □ 濃い味付けが好き

 □ 糖分を含む清涼飲料水をよく飲む

 

 

【食事のとり方】

 □ 朝ごはんを食べないことがある

 □ 食べるのが早い

 □ テレビを観ながら食べることが多い

 

【運 動】

 □ 体を動かすことが嫌い

 □ 外よりも家の中で遊ぶことの方が多い

 

【生 活】

 □ 夜更かしをすることが多い

 □ テレビを長時間見る、ゲームを長時間する

 

※1つでもチェックのある方は生活を見直しましょう!!

・子どもの肥満は家族の協力が必要です。
 バランスの良い食生活や規則正しい生活を 家族みんなで実践しましょう。

・体重を週に1回、同じ条件で測りましょう。
 (体重が増えていないかチェックしてみて下さい)

・運動をしましょう。
 日常生活の中でお手伝いをさせたり、外で(30分以上は汗をかく 程度の)外遊びをするのも良いです。

 

 

子どもの肥満の場合は、無理に体重を減らす必要はありません。

今の体重を維持すると、背が伸びて肥満は解消していくからです。

気になることがありましたら、ご相談ください。

 

※「日本外来小児科学会リーフレット」参照

作成者:小児科スタッフ

カテゴリー: さとう院長ブログ

タグ: 子どもの健康肥満

好奇心を豊かにするためには

2020年05月02日

好奇心を豊かにするためには

 

コロナ感染拡大抑制のため、諸会議・学会が中止となり自宅で過ごすことが多くなっています。おのずと息子と接する機会が多くなりますが、この小さい“怪獣”をいかに攻略するか、毎日が格闘の日々です。

 

 今回は、「好奇心を豊かにするためには?」という内容で書いていこうと思います。

 

 1歳児は、いろんなものに興味を示す時期です。初めて見るものはことごとく手に取り、周りの人に見せようとします。

 

うちの1歳の息子も例外に漏れず、石や木の枝、蛇の抜け殻・・・「こんなものに興味があるの?」と思いたくなるくらいいろんなものを拾いますが、本人は構わず「いいものみーつけた」と言わんばかりに満面の笑みを向けて見せようとします。

 

ここで、私たちが心掛けているのは、むげに嫌がらない寛容な心を持つことです。

 

 1歳児は、自分の足で歩き、モノを自分の手でつかみ、五感で認識します。新しい発見は、本人にとって感動の連続で、それを誰かに「見てみて!」「ほら!」と示し、共感を求めてきます。この“共感”してあげること、がとても重要なのです。

 

 共感してあげると子どもは喜び、嬉しく感じます。嬉しさは次の探索行動への意欲につながっていき、やがて好奇心が広がっていきます。また、共感の嬉しさの繰り返しはやがて将来的な自己肯定感の芽生えにもつながっていきます。

 

 もし、「見てみて!」「ほら!」に周りの人が反応しないと・・・好奇心を持たないsilent baby・silent childになり兼ねません。

 

 好奇心を豊かにするためには、「見てみて!」「ほら!」に共感の態度を示してあげること。

簡単に言えば、子どもの行動に周囲の人がしっかり反応してあげることが大切です。

 

 とは言っても、その時その時で気分が変わる息子についていくのに私達も必死なんですが・・・。

子どもの成長を楽しみながら私達も頑張っていきたいです。

 

作成者:さとう院長

カテゴリー: さとう院長ブログ

タグ: 好奇心, 子どもの成長, 院長の言葉

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宮崎市の小・中学生の医療助成について

2020年05月01日

R2.4月から宮崎市の小・中学生の医療助成がスタートします

【新たに対象となる人】

令和2年4月時点において宮崎市に住民票がある、新小学1年生~新中学3年生

※保険診療内の医療費が対象です。

県内の医療機関では、窓口負担が軽減されます。

県外受診の 場合、保険診療自己負担額(3割相当)を支払った後、市に申請することにより返金されます。

 

 

【助成内容について】

◎ 子ども医療 (乳幼児) / 子ども医療(小中学生)

区分

未就学児

小中学生

入院

無料

無料

通院

1医療機関あたり

月額200

薬局

無料

 

 

 

 

◎ ひとり親医療

区分

未就学児

小中学生

入院

子ども医療優先

(無料)

無料

(窓口負担なし)

通院

薬局

 

 

  

※小・中学生は、ひとり親・重心医療が 優先されます。
(子ども医療は使えません)

 

◎ 重心医療

区分

未就学児

小中学生

入院

子ども医療優先

(無料)

無料

(窓口負担なし)

通院

薬局

 

 

 

 ※当院では、毎回窓口で確認させていただきます。

必ずご提出ください。
申請をされていない方は、宮崎市のおやこ保健課で早めの申請をお願いします。
(TEL:73-8180/子ども医療専用電話)

作成者:小児科スタッフ

カテゴリー: さとう院長ブログ

タグ: 医療助成

HPVワクチン(子宮頸がん)は定期接種です

 昨年度から、小学校6年生以上の女子の御家族にはHPVワクチンの説明をさせていただいております。

前年度まではほぼゼロだった接種者ですが、最近は医療従事者のお子さんを中心に接種を希望する方が増えてきています。

 

 HPVワクチンの説明をして感じるのは、HPVワクチン接種の積極勧奨を行っていないだけで、今現在も定期接種であることを御存じない方が多いということです。

 

 2013年6月に国はHPVワクチンの“一時”積極勧奨中止を発表し7年の月日が経ようとしています。

その間、HPVワクチンを接種できていない世代が増えています。

世界的にはHPVワクチンで子宮頸がんは減少する中、日本だけが右肩上がりに子宮頸がんが増えているのです。

 

 HPVワクチンは、定期接種です。

対象者は、小学校6年生〜高校1年生で、この間は無料で接種できます。

 接種を御希望される方は、当院まで御連絡・御相談下さい。

作成者:さとう院長

カテゴリー: さとう院長ブログ

タグ: ワクチン子宮頸がん

新型コロナウイルス感染対策とお願い

2020年04月20日

さとう小児科における新型コロナウイルス感染対策と皆様への御願い

 

予約に関して

 

① 診察は、予約制です。

予約なしで直接来院された場合は、ネットで予約して頂き予約時間がくるまで院外(車内など)で待機していただきます。

 

 

② 問診は予約時にネットにしっかり入力して下さい。

来院時に問診が未入力・不十分だった場合は、いったん院外に出て頂き(車で来院されている方は車内に戻っていただき)再度ネット予約にアクセスしていただき、しっかり入力していただいてからの受付・受診になります。

 

③“新型コロナウイルス濃厚接触者”は、「帰国者・接触者センター」に問い合わせてもらってからの受診になります。

 

④“家族や本人が2週間以内に海外・県外へ行っている場合”は、第2受付での受付をお願いします。

尚、予約の際に「どなたが、何処に、どの期間、行った」をその他の欄に入力していただくことをお願いします。

 

⑤“家族の中で最近2週間以内に発熱した方がいる”場合は、「どなたがいつから発熱があったか」を入力していただくことをお願いします。

 

院内での感染対策

 

①当院へ入られる方は、全員マスクの着用をお願いします。

乳幼児でマスクを嫌がる場合でも、極力マスク着用に御協力下さい。

どうしてもできない場合は、ハンカチやタオルで口を覆って下さると助かります。

 

②当院へ入られたら、全員手指のアルコール消毒をお願いします。

 

③ 飛沫感染防止のため、吸入・吸引、迅速検査(インフルエンザなど)は極力行いません。

 

 

現段階(令和2年4月16日現在)において、宮崎県での新型コロナ感染症罹患者は全例感染経路が判明しているので、上記のような対応をさせていただきます。

ただし、今後の流行の具合によっては対策の仕方が変わっていく可能性がありますのでその際は御了承下さい。

 

佐藤小児科 院長 佐藤潤一郎

作成者:さとう院長

カテゴリー: さとう院長ブログ

タグ: お願い新型コロナウイルス

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