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子宮頸がんワクチン、「積極的勧奨」再開へ

2021年11月01日

 先月の10月1日、厚生労働省の専門部会は、子宮頸がんの原因となるヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンの「積極的勧奨」を再開する方向で意見がまとめられました。

 

 積極的勧奨が中断し8年が経過しましたが、その間も子宮頸がんで亡くなる日本人は増加傾向にあります。

この間、世界各国から子宮頸がんワクチンの有効性や安全性に関する科学的知見が発表されてきましたが、高い有効性を示すものばかりでした。

一方で、子宮頸がんワクチンをできるだけ安心して接種してもらうためには、接種後に問題が発覚した時に相談できる医療機関の充実や、健康被害が起きた場合の救済制度の見直しも必要だと思いますので、もう少し議論していただきたいです。

 

 子宮頸がんワクチンは、今でも小6〜高校1年生が対象の定期接種です。

「積極的勧奨」が再開されるのは来年度になりますが、再開される前に接種しても問題ありません。御希望の方は当院まで御相談下さい。

作成者:さとう院長

カテゴリー: さとう院長ブログ

タグ: HPVワクチン

かばくん通信 院内報 No.187(R3.11)

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「子宮頸がんワクチン、「積極的勧奨」再開へ」

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作成者:小児科スタッフ

カテゴリー: かばくん通信e

タグ: 院内報

『どんぐりむらのほんやさん』

『どんぐりむらのほんやさん』どんぐりむらのほんやさんには、色々な絵本が並んでいます。

「何かおもしろそうな絵本はないかな?」

みんなわくわくしながら絵本を探していますよ。

絵本の中には、どんぐりむらの仲間たちが たくさん登場します。

 

作・絵:なかや みわ

出版社:学研教育出版

作成者:小児科スタッフ

カテゴリー: 今月の絵本

タグ: 幼児向け絵本

感染症情報(R3.11)

手足口病、感染性胃腸炎、ヘルパンギーナが流行しています。

手洗い・うがいなど感染予防に努めていきましょう。

作成者:小児科スタッフ

カテゴリー: お知らせ

タグ: 感染症情報

お知らせ(R3.11)

インフルエンザの予防接種を行っています。
(ネット予約です)

11月からは、1歳から中学3年生迄が対象です。 ご了承下さい。

作成者:小児科スタッフ

カテゴリー: お知らせ

タグ: お知らせ

LGBTを考える

2021年10月01日

最近、LGBTに関する話題を耳にする機会が増えていますが、私たちの身近な問題と考えていますか?

 LGBTは、「13人に1人」の頻度で存在する身近な問題です。

LGBTの方は、早ければ幼少期から、殆どの方は高校生までに性的違和感を自覚しています。

しかし、多くは公表(カミングアウト)できず、一人で苦しんでいることが多いのです。

 LGBTは「身近に存在するが見えにくい」問題です。

わかりにくいため、知らず知らずにLGBTの方を傷つけたり苦しめたりしています。

事実、アンケート調査では高率にいじめ被害体験があり、異性愛男性に比較してゲイ・バイセクシュアル男性の自殺未遂リスクは約6倍となっています。

 東京五輪は「多様性と調和」掲げてきましたが、日本はこの分野では未熟であることを世界に露呈してしまいました。

「見えにくいものへの配慮」が多様性を尊重する社会の礎ではないかと考えます。

そして多様性を尊重する社会の構築が、「見えにくい方」への最大の支援になるのではないでしょうか。

作成者:さとう院長

カテゴリー: さとう院長ブログ

タグ: LGBT