インフルエンザと溶連菌感染症が依然流行しています。
手洗い・うがいをして感染予防に努めましょう。
2019年02月05日
赤ちゃんの皮膚はいつから乾燥するのでしょうか?
赤ちゃんの皮膚はお母さんから生まれてきたその日から乾燥していきます。
赤ちゃんの皮膚にとって胎内と胎外の世界はどう違うのでしょうか?
胎内では、
(1) 羊水の中にいる(の乾燥しない)
(2) 細菌やウイルスなどの感染や異物・汚れにさらされない
(3) 日光(紫外線)から隔離されている
これらの理由から、胎内での赤ちゃんのお肌はキレイに保たれています。
ですので、赤ちゃんのスキンケアは出産後から行うことをお勧めします。
保湿は、お肌の調子が良くても悪くても最低2回/日は行って欲しいですし、本人の活動性や季節、食後の口周りの状態によってはこまめに塗られた方がよいと考えます。
お肌の綺麗な赤ちゃんは皮膚のかゆみによる不快感もなくグッスリ眠れます。
また、皮膚が乾燥して状態が悪いと外的な抗原が皮膚を通して体内に入り感作され、アレルギーを発症するともいわれています。
皆さんにはスキンケアの重要性をもっと理解していただき、我が子を常に「ピカピカ」な状態にしていて欲しいです。
(スキンケアのやり過ぎはありません。スキンケアは親子が肌と肌が触れ合うお子さんへの愛情です)
カテゴリー: さとう院長ブログ
タグ: スキンケア
冬になり、空気が乾燥しています。
この時期は子どもの肌も乾燥肌に傾き、トラブルをおこしやすくなります。
そのため、乾燥から肌を守るスキンケアが大切になります。
スキンケアとは皮膚を清潔に保ち、皮膚の角質層に水分を保たせる保湿のことです。 ポイントをおさえたスキンケアを行い、子どもの肌をすこやかに保ってあげましょう。
◎ 子どもの皮膚の特徴
子どもの皮膚は、大人の皮膚と同じではありません。
乳児期は、生後2か月の頃までは、お母さんのおなかにいた時のホルモンの作用で皮脂の分泌量が活発ですが、生後2ヶ月を過ぎると、皮脂の分泌量が急激に低下して皮膚は乾燥しやすい状態になります。
幼児期も、大人の皮膚に比べて、皮膚はうすく角質層の水分を保つ力が低下しています。
また、皮脂の量も少なく、その肌は乾燥しやすい状態です。
乾燥肌や湿疹は経皮(抗原)感作といってアレルギ―の原因にもなりますので、毎日のスキンケアで、デリケートな肌を守ってあげましょう。
スキンケアのポイントは「清潔」と「保湿」
【 洗う 】
肌をすこやかに保つためには、まずは汗などの汚れをきちんと落とし、肌を清潔にすることが大切になります。
肌は洗いすぎず、こすらないで洗う事がポイントです。
(1) 体や顔を洗う時は手のひらで石けんをよく泡立て、手指を使って優しく洗いましょう。
(2) 体は優しくなでるようにして、首や体の部分はしわをのばして丁寧に洗いましょう。
(3) 熱いお湯に長く入ると皮脂をおとし過ぎてしまうので、少しぬるめのお湯に入りましょう。
(4) 体はこすらないようにタオルでそっと押さえるように水分を拭き取りましょう。
【 保湿 】
肌を清潔にした後は、できるだけ早く保湿剤を全身にぬってあげましょう。優しく語りかけ、スキンシップをはかりながら、肌の様子をよく観察しましょう。
(1) 入浴後5分以内、肌がほやほやのうちに全身に保湿剤をぬると効果的です。
(2) 保湿剤のぬり方のポイントは、清潔な手に保湿剤をとります。
保湿剤の使用量の目安は、人差し指でおよそ手の面積二枚分ぬれます。
塗る範囲に応じて数か所ちょんちょんと保湿剤をのせておきます。
(3) 手のひらで優しく、くびれやしわの部分も伸ばして塗りましょう。
(4) 保湿剤がよく塗れているかの目安は、肌にテイッシュをのせてはりつく程度がよいでしょう。
※ 保湿剤は当院でも処方できます。診察の際にご相談ください。
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