「5月に発生した麻疹について」「子どもも紫外線対策を」ほか
今年の5月18日、宮崎市で3年ぶりに麻疹患者が発生しました。
関係各位の努力によって、幸運にも2次感染者が発生せず、6月14日の終息宣言が発表されました。
日本国内で麻疹が発生することは稀になってきました。
しかし、麻疹の大規模な2次感染がいつ起きてもおかしくない状況にあることは間違いなく、宮崎で麻疹患者が発生する度に集団感染が起きないかヒヤヒヤしています。
集団感染が起きて真っ先に危険にさらされるのはMRワクチンを接種していない乳児です。
「喉元過ぎれば熱さを忘れる」という諺がありますように、麻疹の本当の怖さが薄れていっているのを感じます。
いま一度再確認して下さい。
麻疹は怖い病気です。ワクチンがなかった時代、麻疹で亡くなる人は大勢いました。
麻疹はワクチンで予防できます。
自分のためにも周りの人のためにも、麻疹ワクチン(MRワクチン)を接種しましょう。
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タグ: 麻疹
子どもも紫外線対策を
紫外線は、水面や地面、アスファルトなどにも反射します。
頭上からだけでなく、下から受ける紫外線も注意が必要です。
首や耳の後ろなど、うっかり日焼けしやすいところもきちんとケアしましょう。
お母さんと一緒にお出かけをしている子どもたちは大人と同じ量の紫外線を浴びてしまいます。
子どもの肌は発達途中です。
紫外線に対して無防備なままだと肌トラブルが起きやすくなってしまいます。
大人だけでなく、子どもも紫外線対策をすることがとても重要です。
質問 : 日焼け止めは赤ちゃんでも塗ったほうがいいの?
答え : はい
紫外線は、大人も子供も赤ちゃんもみんなに降りそそぎます。
でも、赤ちゃんは自分で紫外線対策をする事ができません。
しかも、大人に比べて肌のバリア機能が未発達な状態のため 素肌に紫外線を浴びてしまうと肌を傷つけてしまいます。
守るためには紫外線に直接肌をさらさないことが大事です。
日やけ止めを塗って防ぐのはもちろん、衣類や帽子も上手に 利用して肌を守りましょう。
また、この季節たくさん出ている日やけ止めにはいろいろなタイプが あります。
外で遊ぶときは、赤ちゃんの肌を考えて作られているか、 使いやすいかなどチェックするのも大切です。
紫外線から守る
外からの影響を受けやすい赤ちゃんの肌を紫外線から守ってあげましょう。
・日焼けしやすい額・鼻・頬などは特に念入りに。首・耳の後ろ、肩・手足の甲なども忘れずに、2~3時間おきにつけ直すようにしましょう。
・汗をかいたり、タオルで拭いた後はできるだけすみやかにつけ直しましょう。
・落とすときは、石けんをよく泡立てて、強くこすらないように丁寧に洗いましょう。
「皮膚トラブルを防ぐ乳幼児スキンケア」参照
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タグ: 紫外線対策
色々な穴を見つけて入っていきますが、そこにはすでに住人が…。
はたしてもぐちゃん一家は、新しいお家を見つけることができるでしょうか?
作:にこら
絵:ようふ ゆか
出版社:成美堂出版
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タグ: 幼児向け絵本
9月1日(金)・2日(土)休診
日本外来小児科学会(三重県)にスタッフ一同 参加し勉強してきます。
ご迷惑をお掛けしますがよろしくお願いします。
佐藤小児科 スタッフ一同
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