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寒暖の差にご注意

2015年12月01日

宮崎も12月を前に急に寒くなってきました。


しかし、今年の天候は本当に奇妙な印象を受けます。

長い梅雨が終わったと 思ったら、本格的な夏は2~3週で終わり、8月の末には秋を感じるようになりました。


又、11月に入り朝晩は冷え込んでも昼間は半袖で過ごせ、寒暖の差が大きい日が多かったようです。

寒暖の差が大きいと自律神経のバランスが崩れやすく、体の調整機能がうまく働きません。


また、子どもは体温調節機能が大人に 比べ未熟なため、寒暖の差の影響を受けやすいです。

寒暖の差が大きくなると咳嗽や喘息発作、寒暖差アレルギー(血管運動性鼻炎)で受診される方が増えてきます。

自律神経のバランスを保つには規則正しい生活が重要です。


また、寒暖差に対応できる温度は7℃程度ですので、起床時や外出する際はその範囲で治まるように衣服を調節しましょう。


また、マスク着用は鼻の中に直接冷たい空気が入らなくし、寒暖の差を少なくしてくれます。

温度差が気になるお子さんにはマスク着用で外出されることをお勧めします。

作成者:さとう院長

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タグ: 院長の言葉

大阪都構想住民投票について思うこと

2015年06月06日

5月17日、大阪市で大阪都構想の是非を問う住民投票が行われました。
結果は、反対が多数を占め否決されましたが、皆さんはどのように感じられましたか?


投票率が66.8%と高かった事から結果は静粛に受け止めるべきですが、私が今回の住民投票で最も関心があったのは、世代別の投票率です。

というのも、今回の住民投票の事前調査では、50歳代以下では賛成が多く、60歳以上では反対が多いと予想されたからです。

したがって、60歳以上の投票率がそれ以下の世代を上回り否決されたと考えます。

この結果で、「若者の意見が通らない」と悲観する論調の報道が散見されますが、若年者の投票率が年配の方の投票率より低いことによっていかに若年者が損しているか、そのことに気づいていない若年者に私は悲観します。

 

詳しくは諸書に譲りますが、世代間の不均衡(受益格差)は世代間の投票率と大きく関連があり、投票率の低い若年層ほど財政的負担が大きい世の中の仕組みになっているのです。

 

「世に中の現状を打開するためには、若年層の選挙への参加が不可欠」

今回の住民投票でそのことを強く感じました。

作成者:さとう院長

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タグ: 院長の言葉

新年度に思うこと

2015年04月24日

今年もいよいよ新年度が始まりました。

新しい年度が始まると、まず思い出されるのがクラス替えです。

「今年は誰と一緒になるのだろう?」
そういえば、中学3年の時、亡き友人が登校したばかり僕のところに駆け寄ってきて
「俺と同じクラスだよ。」と言ったことを昨日のことのように覚えています。  

先日、亡父・雄一の中学校時代からの友人お二人にお会いしました。
もちろん、父の話で会話が弾みましたが、父は本当にいい友人をたくさん持ち、おかげで充実した人生を過ごすことができたのだなあと感じました。  

4月は出会いの季節です。

今まで出会ったことのない新しい人達と出会います。
豊かな人生を歩むのに親密な友人は欠かせません。
昔から「友人は自分を映す鏡」と言われます。

子供達にも一生付き合っていける友達を沢山作ってもらいたいですね。

作成者:さとう院長

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タグ: 院長の言葉

この一年を振り返って

2013年12月12日

私が、院長として佐藤小児科で診察するようになり12月1日で一年となりました。
前院長である私の父・雄一が、昨年の10月25日に急逝後、この約1年、慌ただしく過ぎ去って行きました。
この間、皆さんには多大な不安や御心配をおかけしたことをお詫び申し上げます。

7年半ぶりに東京から宮崎に生活の拠点を戻し、故郷・宮崎の素晴らしさを感じる日々を過ごしています。
一方で、宮崎もその他の地方都市と違わず少子高齢化の波が押し寄せてくるのも日々の生活で実感します。

父・雄一から、「子供を大事にしない国にその国の未来はない」ということをよく聞かされました。
同じ立場(開業医)になってこの言葉を考えると、日々の診療での責任の重さを感じずにはいれません。

希望ある国づくりには充実した子育てが不可欠です。
地域の親御さん達と一緒に子供達のことを考えていきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いします。

作成者:さとう院長

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タグ: 院長の言葉