eyecatch

Recent Posts

インフルエンザの季節

2018年11月01日

◎ インフルエンザの季節が近づいてきました!

インフルエンザは、主に冬に流行するウイルス性の病気でA型・B型などがあります。

その感染力は強く、家庭や学校、保育施設、幼稚園、職場などで集団発生することもあります。

 

【 主な症状と経過 】

(1) 寒気や悪寒を伴って、急に39度以上の高熱が出ます。

(2) 熱が上がるにつれて、嘔吐、下痢、頭痛、関節痛などの症状が出ます。

(3) 肺炎・中耳炎・脳症などを合併したり、まれに重症化する場合があります。

(4) 発症した後5日を経過し、かつ、解熱した後2日(幼児は3日)を経過するまでは登校・登園出来ません。

 

【 ワクチン接種で予防を!】

インフルエンザワクチン接種で、発症そのものを完全に防ぐことはできませんが、かかっても症状の 重症化や死亡リスクがおさえられます。

基礎疾患(心疾患・喘息など)がある方は重症化しやすいので、ワクチン接種をおすすめします。

 

【 症状が出たら?】

・熱が高くても機嫌がよく、遊ぶ元気があり、水分も摂れるといった場合にはゆっくり休ませて様子をみましょう。

・発熱後、すぐにインフルエンザの検査を行うと、陽性であっても結果が陰性の判定となる ことがあります。

 抗インフルエンザ薬は、発症後48時間以内に使い始めれば効果があるので慌てず受診して下さい。

★ 生まれて間もない赤ちゃんや痙攣をおこしたり、吐き続けたり、呼吸状態がおかしい場合 は早めの受診が必要です。

 

◎ 予防接種をしたらインフルエンザにかからないと言う訳ではありません!

しかし発病してもある程度症状を軽くする事が知られていますので、是非接種する事をお勧めします。

接種の際には、事故防止の為、母子手帳がない方は接種が出来ませんので必ず忘れずにお持ち下さい。

作成者:小児科スタッフ

カテゴリー: かばくん通信e

タグ: インフルエンザワクチン

百日咳について

2018年09月01日

◎ どんな病気?

百日咳菌と呼ばれる細菌がのどなどについておこる感染力のたいへん強い感染症です。

多くの場合、家族や周囲の人から感染します。

大人でも学校や職場で集団感染することもあります。

問題は、赤ちゃんをはじめ家族にうつすことです。

母親からもらう免疫力が弱いために新生児でもかかることがあり、6か月以下とくに3か月以下の乳児が感染すると重症化します。

今でも、年間1万人くらいかかっていると推定されます。

年長児や大人でせきが長引くときは、百日咳のこともありますので、医師とご相談ください。

 

 

◎ 予防は?

四種混合(DPT-IPV)ワクチンで予防します。

生後3か月から4週間隔で3回受けると予防効果が高くなります。

1年後の追加接種までしっかり接種しましょう。

 

 

◎ 就学前の接種について

小学校入学後の百日咳患者さんが増えています。

四種混合ワクチンの接種者の抗体低下による百日咳の感染が心配な場合は、MRワクチンの2期の時期に合わせて三種混合ワクチンの任意接種をお勧めします。

 

 

◎ 2種混合(DT)ワクチンの接種について

11~12歳には、ジフテリアと破傷風予防の2種混合ワクチンを接種します。

2種混合ワクチンには百日咳ワクチンが含まれていないために、百日咳の抗体価が下がり百日咳が流行する問題があります。

百日咳にかからないために、2種混合ワクチンに代わって3種混合ワクチンの任意接種をお勧めします。

 

 

宮崎県は、高知県についで全国2番目に人口当たり罹患者数の多い県です。

当院では任意接種になりますが、2種混合ワクチンから3種混合ワクチンへの変更と年長児での3種混合 ワクチン追加接種を奨めていきたいと思います。

ご希望の方は当院スタッフまでご相談下さい。

 

(知ってなっ得!感染症の予防参照・子どものVPD参照)

作成者:小児科スタッフ

カテゴリー: さとう院長ブログ

タグ: ワクチン百日咳

百日咳の予防

2018年08月01日

予防接種関連で今、注目されている病気の1つが百日咳です。

今年の1月より、百日咳は全例把握疾患となり、以前よりも詳細に発生状況が把握できるようになりました。

「2018年第1週から第16週の百日咳感染症のまとめ」によると、百日咳の罹患者は全国で1023人。

好発年齢は、

(1) 6ヶ月未満

(2) 5~15歳未満

(3) 子育て世代(30~40代)になっています。

ちなみに、宮崎県は高知県についで全国2番目に人口当たり罹患者数の多い県です。

 

百日咳は、4種混合ワクチンで予防できる病気ですが、不活化ワクチンのため徐々に抗体価が下がります。

そのためワクチンを接種したにもかかわらず学童期以降、百日咳にかかってしまうケースが増えており、予防接種スケジュールの見直しが検討されています。

現在、見直しが検討されているのは、

(1) 学童期の2種混合ワクチンを3種混合ワクチンに変更

(2) 年長児への3種混合ワクチン追加接種です。

これらが早急に定期接種化されることを祈ります。

 

 

当院では、任意接種ではありますが、2種混合ワクチンから3種混合ワクチンへの変更と年長児での3種混合ワクチン追加接種を奨めていきたいと思います。

ご希望の方は当院スタッフまでご相談ください。

作成者:さとう院長

カテゴリー: さとう院長ブログ

タグ: ワクチン, 予防接種, 百日咳

ポリオはワクチンによる予防が大切です

ポリオ(急性灰白髄炎)は、感染すると約1000~2000人に1人の割合で手足の“まひ”を起こし、後遺症を残します。

まひ症状が進行し、呼吸困難により死亡することもあります。

国内では、1980年以降に野生株ポリオウィルスによるまひ患者は発生していませんが、海外から持ち込まれるリスクはゼロではありません。

ポリオには有効な治療法がなく、ワクチン接種が唯一の予防法です

 

◎ 5回目の接種で、低下した抗体価が再び上昇します

・不活化ポリオワクチンは現在4種混合ワクチンに含まれ、 定期接種で4回接種しています。

・4回目接種から時間が経つと、抗体価(感染を予防する力 を数値であらわしたもの)が徐々に低下します。

(平成24 年11月以前に単独不活化ポリオワクチンを接種している 方も同様です)

・抗体価をより高く維持するために小学校入学前(年長児) に5回目の追加接種をおすすめします。

(現在、宮崎市は 公費助成がなく、自費となります)

・欧米諸国では小学校入学前に追加接種が実施されています。

◎ ポリオワクチンの接種パターン

(1) 経口生ポリオワクチン2回

(2) 経口生ポリオワクチン1回+ 不活化ポリオワクチン3回

(3) 不活化ポリオワクチン4回

(4) 4種混合ワクチン4回

 

 ポリオワクチン接種パターンが、(1) の方は、5回目接種の必要はありません。

しかし、(2) ~ (4) に該当する方はワクチンの抗体価が徐々に下がるため、小学校入学前(年長児)に 自費になりますが追加接種をおすすめします。

ワクチン接種をご希望の方は、お気軽に窓口にてお問い合わせ下さい。

 

参照:サノフィ株式会社「もっと知りたいポリオワクチン」

作成者:小児科スタッフ

カテゴリー: さとう院長ブログ

タグ: ポリオ, ワクチン, 予防接種

不活化ポリオワクチン就学前追加接種

2018年07月01日

ポリオは天然痘の次に撲滅できる疾患と言われていますが、現在でも紛争地域を中心にポリオの発生が報告されています。

1980年を最後に日本では野生株ポリオウイルス感染者の報告はありません。

ポリオ羅患者がいなくなったのはポリオワクチン接種の成果であることはいうまでもありません。

 

日本では、不活化ポリオワクチン(四種混合に含まれる)の4回接種が定期接種として実施されています。

しかし、不活化ポリオワクチンでは時間の経過と共に抗体価が減衰するため、現行のポリオ予防接種プログラムではポリオに対する予防効果が不十分と考えられています。

また近年、日本を訪れる外国人が増加し、輸入ポリオ感染症のリスクが高まっています。

海外では、より確実にポリオを予防するために、5~6回ワクチンを接種している国もあります。

日本でも近日中に、日本小児科学会から年長児でのポリオの追加接種が推奨される予定です。

それに先駆け、青森県藤崎町や千葉県いすみ市では年長児に5回目のポリオワクチン接種の公費助成が始まっています。

 

宮崎市でも公費助成がでるようになる事を願いつつ、当院でも年長児での不活化ポリオワクチン接種を推奨していきたいと思います。

作成者:さとう院長

カテゴリー: さとう院長ブログ

タグ: ポリオワクチン

インフルエンザワクチンがかわります!

2015年10月05日

今年は、昨年よりインフルエンザワクチンの接種料金が上がります。

「なぜ、ワクチンの接種料金が上がるのか?」というと、昨年までのインフルエンザワクチンは3価(A型の2種類とB型の1種類に対して効果あり)でしたが、今年から4価(A型の2種類とB型の2種類に対して効果あり)になるからです。

 

 ワクチンの価数が増えることにより、より効果的にインフルエンザウイルスを予防することができるようになりました。

しかし、価数が増えたことによりワクチンの値段が上がり、当院でも昨年より接種料金を上げざるおえません

 接種料金が上がったため、社会全体のインフルエンザワクチン接種率が下がり、その結果インフルエンザ罹患者が増えることが懸念されます。

 

インフルエンザワクチンの接種には、発症予防や万が一発症しても重症化を防ぐ効果があり、毎年接種することが望ましいです。

作成者:さとう院長

カテゴリー: さとう院長ブログ

タグ: ワクチン