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保育園・幼稚園の健診

2019年06月01日

5月に入ると、私は昼休みを利用して園医をしている近隣の保育園・幼稚園を健診で訪問します。

例年、春の健診では、4月に入園してきた園児も診察するのですが、時々気がかりな園児がいます。

集団生活を開始したにもかかわらずワクチン接種が不十分だったり、中には全くワクチンを接種せずに集団生活が始まっている園児がいるのです。

生後数ヶ月で入園してくる園児には、Hib・肺炎球菌・四種混合の3回接種とB型肝炎の2回接種、BCG接種までは順調に終らして欲しいですし、1歳以降で入園してくる園児にはMR(麻疹・風疹)ワクチンの第1期を接種して入園してきて欲しいと思います。

子どものワクチン接種は、子どもの命を守るための子どもの権利です。

入園初期は体調を崩しがちですので、入園する前に可能なワクチンは終らして欲しいですし、接種し損ねて入園された方は、体調がいい時に早急にワクチンを接種して下さい。

作成者:さとう院長

カテゴリー: さとう院長ブログ

タグ: ワクチン予防接種

3種混合ワクチンの接種補助(助成事業)

2019年05月01日

4種混合ワクチン接種後の百日咳の抗体低下により、小学校就学前に百日咳にかかる子供が増えています。

百日咳の抗体価を上げるため、麻しん風しん混合(MR)ワクチンの2期の時期に合わせて3種混合ワクチンの接種をお勧めします。

 

平成31年4月1日から、任意接種の助成事業として3種混合ワクチンが始まり、接種料金が一部 助成されます。

接種時に宮崎市・綾町・国富町に住民票のある方が対象となります。

対象年齢:小学校就学前の1年間にある方(H25年4月2日~H26年4月1日生)

 

【 百日咳とは 】

百日咳菌と呼ばれる細菌がのどなどについておこる感染力のたいへん強い感染症です。

多くの場合、家族や周囲の人から感染します。

大人でも学校や職場で集団感染することもあります。

問題は、赤ちゃんをはじめ家族にうつすことです。

母親からもらう免疫力が弱いために新生児でもかかることがあり、6か月以下とくに3か月以下の乳児が感染すると重症化します。

今でも、年間1万人くらいかかっていると推定されます。

※宮崎県は、高知県についで全国で、2番目に人口当たりの百日咳罹患数の多い県です

 

 

◎2種混合(DT)ワクチンを3種混合ワクチンへ

11~12歳で、定期接種として2種混合(ジフテリア・破傷風)ワクチンを接種します。

2種混合には、 百日咳が含まれていないために抗体価が下がり、百日咳が流行する問題があります。

百日咳にかからないために、 2種混合ワクチンに代わって3種混合ワクチンの任意接種をお勧めします。(補助はありません)

  

※ 三種混合の追加接種は、H30年8月1日より日本小児科学会も推奨しています。

ご希望の方は当院スタッフまでご相談下さい。

 

 

(知ってなっ得!感染症の予防参照・子どものVPD参照)佐藤小児科

作成者:小児科スタッフ

カテゴリー: さとう院長ブログ

タグ: ワクチン予防接種

HPVワクチン接種のお願い

2019年03月01日

HPVワクチンは子宮頸がんを予防するワクチンです。

2013年4月に定期化されたワクチンですが、わずか2ヵ月後に「積極的な接種勧奨中止」という扱いになり、最近の接種率は1%以下となっています。

中止の原因となったワクチン接種後の広範な疼痛や運動障害は、その後の疫学調査で必ずしもワクチンに関係したものではないと報告されています。(名古屋スタディ)

子宮頸がんは、近年、20〜30歳台女性で罹患率および死亡率が増加傾向にあります。

国内では、年間約10000人が子宮頸がんに罹患し、その3人に1人に相当する約3000人が死亡しています。

日本医師会をはじめ日本小児科学会、日本産婦人科学会も国に対しHPVワクチンの積極勧奨の再開を要望しています。

勧奨中止の一因となった一連の報道の影響でHPVワクチンに対しての不安は根強いと思いますが、種々の科学的根拠に御理解いただき、一人でも多くの人にHPVワクチンを接種していただきたいと切に願います。

HPVワクチン接種希望の方は当院までご連絡下さい。

作成者:さとう院長

カテゴリー: さとう院長ブログ

タグ: HPVワクチン

インフルエンザの季節

2018年11月01日

◎ インフルエンザの季節が近づいてきました!

インフルエンザは、主に冬に流行するウイルス性の病気でA型・B型などがあります。

その感染力は強く、家庭や学校、保育施設、幼稚園、職場などで集団発生することもあります。

 

【 主な症状と経過 】

(1) 寒気や悪寒を伴って、急に39度以上の高熱が出ます。

(2) 熱が上がるにつれて、嘔吐、下痢、頭痛、関節痛などの症状が出ます。

(3) 肺炎・中耳炎・脳症などを合併したり、まれに重症化する場合があります。

(4) 発症した後5日を経過し、かつ、解熱した後2日(幼児は3日)を経過するまでは登校・登園出来ません。

 

【 ワクチン接種で予防を!】

インフルエンザワクチン接種で、発症そのものを完全に防ぐことはできませんが、かかっても症状の 重症化や死亡リスクがおさえられます。

基礎疾患(心疾患・喘息など)がある方は重症化しやすいので、ワクチン接種をおすすめします。

 

【 症状が出たら?】

・熱が高くても機嫌がよく、遊ぶ元気があり、水分も摂れるといった場合にはゆっくり休ませて様子をみましょう。

・発熱後、すぐにインフルエンザの検査を行うと、陽性であっても結果が陰性の判定となる ことがあります。

 抗インフルエンザ薬は、発症後48時間以内に使い始めれば効果があるので慌てず受診して下さい。

★ 生まれて間もない赤ちゃんや痙攣をおこしたり、吐き続けたり、呼吸状態がおかしい場合 は早めの受診が必要です。

 

◎ 予防接種をしたらインフルエンザにかからないと言う訳ではありません!

しかし発病してもある程度症状を軽くする事が知られていますので、是非接種する事をお勧めします。

接種の際には、事故防止の為、母子手帳がない方は接種が出来ませんので必ず忘れずにお持ち下さい。

作成者:小児科スタッフ

カテゴリー: かばくん通信e

タグ: インフルエンザワクチン

百日咳について

2018年09月01日

◎ どんな病気?

百日咳菌と呼ばれる細菌がのどなどについておこる感染力のたいへん強い感染症です。

多くの場合、家族や周囲の人から感染します。

大人でも学校や職場で集団感染することもあります。

問題は、赤ちゃんをはじめ家族にうつすことです。

母親からもらう免疫力が弱いために新生児でもかかることがあり、6か月以下とくに3か月以下の乳児が感染すると重症化します。

今でも、年間1万人くらいかかっていると推定されます。

年長児や大人でせきが長引くときは、百日咳のこともありますので、医師とご相談ください。

 

 

◎ 予防は?

四種混合(DPT-IPV)ワクチンで予防します。

生後3か月から4週間隔で3回受けると予防効果が高くなります。

1年後の追加接種までしっかり接種しましょう。

 

 

◎ 就学前の接種について

小学校入学後の百日咳患者さんが増えています。

四種混合ワクチンの接種者の抗体低下による百日咳の感染が心配な場合は、MRワクチンの2期の時期に合わせて三種混合ワクチンの任意接種をお勧めします。

 

 

◎ 2種混合(DT)ワクチンの接種について

11~12歳には、ジフテリアと破傷風予防の2種混合ワクチンを接種します。

2種混合ワクチンには百日咳ワクチンが含まれていないために、百日咳の抗体価が下がり百日咳が流行する問題があります。

百日咳にかからないために、2種混合ワクチンに代わって3種混合ワクチンの任意接種をお勧めします。

 

 

宮崎県は、高知県についで全国2番目に人口当たり罹患者数の多い県です。

当院では任意接種になりますが、2種混合ワクチンから3種混合ワクチンへの変更と年長児での3種混合 ワクチン追加接種を奨めていきたいと思います。

ご希望の方は当院スタッフまでご相談下さい。

 

(知ってなっ得!感染症の予防参照・子どものVPD参照)

作成者:小児科スタッフ

カテゴリー: さとう院長ブログ

タグ: ワクチン百日咳

百日咳の予防

2018年08月01日

予防接種関連で今、注目されている病気の1つが百日咳です。

今年の1月より、百日咳は全例把握疾患となり、以前よりも詳細に発生状況が把握できるようになりました。

「2018年第1週から第16週の百日咳感染症のまとめ」によると、百日咳の罹患者は全国で1023人。

好発年齢は、

(1) 6ヶ月未満

(2) 5~15歳未満

(3) 子育て世代(30~40代)になっています。

ちなみに、宮崎県は高知県についで全国2番目に人口当たり罹患者数の多い県です。

 

百日咳は、4種混合ワクチンで予防できる病気ですが、不活化ワクチンのため徐々に抗体価が下がります。

そのためワクチンを接種したにもかかわらず学童期以降、百日咳にかかってしまうケースが増えており、予防接種スケジュールの見直しが検討されています。

現在、見直しが検討されているのは、

(1) 学童期の2種混合ワクチンを3種混合ワクチンに変更

(2) 年長児への3種混合ワクチン追加接種です。

これらが早急に定期接種化されることを祈ります。

 

 

当院では、任意接種ではありますが、2種混合ワクチンから3種混合ワクチンへの変更と年長児での3種混合ワクチン追加接種を奨めていきたいと思います。

ご希望の方は当院スタッフまでご相談ください。

作成者:さとう院長

カテゴリー: さとう院長ブログ

タグ: ワクチン, 予防接種, 百日咳