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5〜11歳の新型コロナウイルスワクチン接種にあたって

2022年03月01日

今月に入り、5歳から11歳の新型コロナウルスワクチンの接種が宮崎でも開始されます。

このワクチンは、報道にもあるように、公費で接種できる臨時接種となっておりますが、努力義務を課さないことになり、「どうしたらいいの?」と迷っている保護者の方も多く居られるのではないでしょうか。

接種の是非については我々小児科医の中でも賛否両論ですが、 実際の所、“分かっていないことが多い”というのが一番の問題ではないでしょうか。

 

現在、世界的権威のある医学雑誌で米国から発表されている事実は「5〜11歳の小児に対する同ワクチンの発症予防効果が90%以上。」「5〜11歳の小児では16〜25歳の人と比べて接種後の副反応症状の出現頻度は低い。」

しかし、これらの事実はオミクロン株出現前のデータです。

「現在流行しているオミクロン株が小児における発症予防効果・重症化予防効果に関するエビデンスが十分ではない。」というのもまた事実なのです。

 

このような状況下でワクチン接種が始まりますが、小児科医の中で一致している意見は、「基礎疾患がある子ども」や「接種を希望する子ども」は接種すべきと考えています。

当院かかりつけの方で、ワクチン接種に関して相談がある場合は御連絡下さい。

作成者:さとう院長

カテゴリー: お知らせ

タグ: ワクチン新型コロナウイルス

子宮頸がんワクチン、「積極的勧奨」再開へ

2021年11月01日

 先月の10月1日、厚生労働省の専門部会は、子宮頸がんの原因となるヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンの「積極的勧奨」を再開する方向で意見がまとめられました。

 

 積極的勧奨が中断し8年が経過しましたが、その間も子宮頸がんで亡くなる日本人は増加傾向にあります。

この間、世界各国から子宮頸がんワクチンの有効性や安全性に関する科学的知見が発表されてきましたが、高い有効性を示すものばかりでした。

一方で、子宮頸がんワクチンをできるだけ安心して接種してもらうためには、接種後に問題が発覚した時に相談できる医療機関の充実や、健康被害が起きた場合の救済制度の見直しも必要だと思いますので、もう少し議論していただきたいです。

 

 子宮頸がんワクチンは、今でも小6〜高校1年生が対象の定期接種です。

「積極的勧奨」が再開されるのは来年度になりますが、再開される前に接種しても問題ありません。御希望の方は当院まで御相談下さい。

作成者:さとう院長

カテゴリー: さとう院長ブログ

タグ: HPVワクチン

12歳以上の新型コロナウイルスワクチン接種について

2021年09月01日

宮崎市でも12歳以上の方に新型コロナウイルスワクチンの接種券が郵送され、接種が開始されています。

12歳以上で認可されているのはファイザー社のワクチンで、「mRNAワクチン」といわれる新しいタイプのワクチンになります。

新しいワクチンなので、長期予後に関しては当然“不明”というのが正しい答えになります。

こういった背景の中、ネット上では根も葉もない情報が大量に流れ、世の人たちを不安に陥れています。

新型コロナウイルスワクチンは強制されるものではありません。

しかし、ワクチンで防ぐことのできる病気であり、ワクチン接種できる権利があるにもかかわらず、正確な情報が伝わらずワクチン接種を控えるのは非常に残念です。

 

お子さんのワクチン接種を考えている御両親は、間違った情報に踊らされることなく、正しい情報を入手し判断して欲しいと願います。

正しい判断が難しいと思われた場合は、かかりつけ医に相談されることをお勧めします。

お子さんがいつも通っている小児科の先生に相談し、接種すべきかを聞いて下さい。

作成者:さとう院長

カテゴリー: さとう院長ブログ

タグ: ワクチン新型コロナウイルス

年長さんの保護者の方へ

2021年04月01日

入学前のワクチン接種は大切なお子様のため!みんなのため!

対象年齢は 平成27年4月2日~平成28年4月1日生まれ
(小学校就学前の1年間 令和4年3月31日まで)

 

予防接種ワクチン

接種金額

備考

MR(麻疹・風疹)

定期接種のため 無料

年長児以外は自費

おたふくかぜ

宮崎市郡から 一部助成あり

年長児以外は全額自費

三種混合(百日咳・破傷風・ジフテリア)

宮崎市郡から 一部助成あり

年長児以外は全額自費

不活化ポリオ

助成なし

 

※金額はお問い合わせください

 

【 麻疹 】

 感染力が強く肺炎・中耳炎の合併、 脳炎の発症リスクが高く非常に怖い病気。  

【 風疹 】

 妊娠初期の妊婦が感染すると出生児に心疾患・難聴・白内障・運動精神発達遅滞などが発症する可能性があるので、流行させないことが大切。 

【 MR(麻疹風疹混合)ワクチン 】

 1期(1歳時の接種)でついた免疫力が低下してしまう就学前のこの時期に、 2回目の接種が必要!

【 おたふくかぜ  】

 発熱とともに耳の下からあごにかけて腫れる病気。

 髄膜炎や治療法のない難聴を合併することもある。

 集団生活で感染する機会が増えてくる5~6歳に2回目の接種を行うことが大切!

【 百日咳   】

 連続した咳が長く続き、呼吸困難やけいれん等が起こる病気。

 肺炎・脳症を併発することもある。

 宮崎県は全国でも百日咳罹患患者数が多い県。

 4種混合4回接種終了(1歳半頃)後、百日咳の免疫力は徐々に低下し、5~6歳では30%以下になってしまうためこの時期の接種が大切!

【 百日咳   】

 連続した咳が長く続き、呼吸困難やけいれん等が起こる病気。肺炎・脳症を併発することもある。

 宮崎県は全国でも百日咳罹患患者数が多い県。

 4種混合4回接種終了(1歳半頃)後、百日咳の免疫力は徐々に低下し、5~6歳では30%以下になってしまうためこの時期の接種が大切! 。

 

 

☆ 就学前に忘れずに受けましょう!

作成者:小児科スタッフ

カテゴリー: さとう院長ブログ

タグ: ワクチン予防接種

かばくん通信 院内報 No.180(R3.4)

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「トゥレット症候群」「年長さんの保護者の方へ 」

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作成者:小児科スタッフ

カテゴリー: かばくん通信e

タグ: ワクチン院内報

ロタウイルスワクチンの定期化

2020年09月06日

2020年10月1日からロタウイルスワクチンが、任意接種から定期接種に変わります。

定期接種の対象は、2020年8月1日以降に生まれた赤ちゃんになります。

(7月31日以前に生まれた赤ちゃんは任意接種になります。)

 

ロタウイスルワクチンを接種すると、ロタウイルスによる嘔吐下痢症を予防することができ、発症しても軽症化するため、点滴や入院が必要となるほどの重症例を約90%減らします。

また、接種率が上昇することにより、集団免疫効果が高まり、結果としてロタウイルスに罹患する人が減ることが知られています。

 

ロタウイルスワクチンで以前から懸念されているのは、接種後の腸重積発症のリスクです。実際、初期のロタウイルスワクチンは腸重積の発生増加のため、発売中止になっています。

現在、日本で使用されているロタウイルスワクチン(ロタリックス・ロタテック)は、接種時期を守ることで問題なく安全に接種されています。腸重積症を予防するために、生後14週6日までに初回投与を完了させましょう。

 

生後2ヶ月になったらワクチン接種を始めましょう。

もちろん、ロタウイルスワクチンも一緒に!

作成者:さとう院長

カテゴリー: さとう院長ブログ

タグ: ロタウイルスワクチン