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インフルエンザについて

2014年02月19日

 インフルエンザとは、インフルエンザウイルスの感染によっておこる病気です。

 感染後、1~3日間の潜伏期間を経て、突然の高熱で発病します。

 その他の主な症状としては、頭痛・筋肉痛・全身倦怠感などの全身症状と、のどの痛み、咳や痰などの呼吸器の急性症状などがみられます。
 潜伏期間が短く、感染力が強いことから幼稚園や保育園、学校で大流行するのが特徴です

 

インフルエンザ予防法は?

(1)流行前の予防接種 インフルエンザワクチンは、罹患した場合の重症化防止に有効と報告されています。
子どもだけではなく、周りの大人も予防接種を受け感染を防ぐことが必要です。

 (2)外出後はうがい手洗い、洗顔をする インフルエンザウイルスは顔などにも付着している場合があります。
万全を期するためにも洗える部分は洗うよう心がけましょう。

(3)十分な休養とバランスのとれた栄養摂取 体の抵抗力を高めるために十分な休養と、バランスのとれた栄養摂取を日頃から心がけましょう。

(4)体力を保つ 体力が低下していると、ウイルスに感染しやすくなります。
十分に睡眠をとることと、日頃からあまり厚着をしないように心がけましょう。

 (5)室内の湿度を保つ ウイルスは乾燥した状態で活発に活動します。
室内では加湿器などを使って十分な湿度(50~60%)を保つことも効果的です。
その際、定期的に室内の換気も行いましょう

(6)流行期には人ごみを避ける 外出時になるべくマスクをつけるようにしましょう。
マスクを着用することによって、他人からの感染を防ぎ、また他人に感染させることも防ぎます。

 

症状が出たら?

 熱が高くても、機嫌がよく遊ぶ元気があり、水分も摂れるといった場合には家でゆっくり休ませて様子をみましょう。

 発熱後、すぐにインフルエンザの検査を行うと、陽性であっても結果が陰性の判定となることがあります。

 抗インフルエンザ薬は、発症後48時間以内に使い始めれば効果があるので慌てる必要はありません。
慌てて病院に連れて行った結果、インフルエンザをもらって帰った!!なんてことになることも十分に考えられます。

 しかし、生まれて間もないお子さんや痙攣をおこしたり、吐き続けたり、呼吸状態がおかしいなどといった場合は早めの受診が必要です。

作成者:小児科スタッフ

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