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かばくん通信(院内報)

【 かばくん通信について 】

 さとう小児科の院内報として作成している「かばくん通信」。
 平成18年5月に第一号を作成して以来、ご来院いただいた皆様に支えながら、毎月一回の発行を続けております。
 当院からのお知らせや感染症情報、気なる病気の詳しい情報や「こども医療」に係わる注目情報を、サクッと取りまとめてご案内しています。
 当院の受付にて配布(無料)していますので、ご来院の際はどうぞお手にとってごらん下さい。

 院内報「かばくん通信」および当ホームページのコンテンツは、さとう院長を編集長として、さとう小児科スタッフの全員で記事を作成してます。

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冬のスキンケア

2019年02月01日

冬になり、空気が乾燥しています。

この時期は子どもの肌も乾燥肌に傾き、トラブルをおこしやすくなります。

そのため、乾燥から肌を守るスキンケアが大切になります。

スキンケアとは皮膚を清潔に保ち、皮膚の角質層に水分を保たせる保湿のことです。 ポイントをおさえたスキンケアを行い、子どもの肌をすこやかに保ってあげましょう。

 

◎ 子どもの皮膚の特徴
子どもの皮膚は、大人の皮膚と同じではありません。
乳児期は、生後2か月の頃までは、お母さんのおなかにいた時のホルモンの作用で皮脂の分泌量が活発ですが、生後2ヶ月を過ぎると、皮脂の分泌量が急激に低下して皮膚は乾燥しやすい状態になります。
幼児期も、大人の皮膚に比べて、皮膚はうすく角質層の水分を保つ力が低下しています。

また、皮脂の量も少なく、その肌は乾燥しやすい状態です。

乾燥肌や湿疹は経皮(抗原)感作といってアレルギ―の原因にもなりますので、毎日のスキンケアで、デリケートな肌を守ってあげましょう。

 

スキンケアのポイントは「清潔」と「保湿」

【 洗う 】
肌をすこやかに保つためには、まずは汗などの汚れをきちんと落とし、肌を清潔にすることが大切になります。
肌は洗いすぎず、こすらないで洗う事がポイントです。


(1) 体や顔を洗う時は手のひらで石けんをよく泡立て、手指を使って優しく洗いましょう。
(2) 体は優しくなでるようにして、首や体の部分はしわをのばして丁寧に洗いましょう。
(3) 熱いお湯に長く入ると皮脂をおとし過ぎてしまうので、少しぬるめのお湯に入りましょう。
(4) 体はこすらないようにタオルでそっと押さえるように水分を拭き取りましょう。

 

【 保湿 】
肌を清潔にした後は、できるだけ早く保湿剤を全身にぬってあげましょう。優しく語りかけ、スキンシップをはかりながら、肌の様子をよく観察しましょう。


(1) 入浴後5分以内、肌がほやほやのうちに全身に保湿剤をぬると効果的です。
(2) 保湿剤のぬり方のポイントは、清潔な手に保湿剤をとります。

保湿剤の使用量の目安は、人差し指でおよそ手の面積二枚分ぬれます。

塗る範囲に応じて数か所ちょんちょんと保湿剤をのせておきます。
(3) 手のひらで優しく、くびれやしわの部分も伸ばして塗りましょう。
(4) 保湿剤がよく塗れているかの目安は、肌にテイッシュをのせてはりつく程度がよいでしょう。

※ 保湿剤は当院でも処方できます。診察の際にご相談ください。

作成者:小児科スタッフ

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タグ: スキンケア

宮崎市の乳幼児医療費助成制度について

2019年01月01日

宮崎市の医療費の助成を受けるためには、

『乳幼児医療費受給資格証』の交付 を受ける必要があります。

手続きは、宮崎市役所子ども課ですることができます。

◎ お問い合わせ先

宮崎市役所子ども課 ☎0985-42-7965

 

 【 対象となる人 】

宮崎市に住民票があり、健康保険に加入している小学校入学前までの乳幼児

(6歳になった最初の3月31日まで)

 

 ■ 受診時

月初めに1度、医療機関窓口で『健康保険証』『乳幼児受給資格証』を掲示して下さい。

■ 支払い

保険診療分に対する各病院や調剤薬局でのお支払いは無料になります。

※ 自費の予防接種、診断書の文書料、薬の容器代などの「保健診療外分」は助成されませんので、別途お支払いが必要です。

 

 

◎ その他届け出が必要な場合

・住所や氏名が変更になった時

・受給資格証を破損または紛失した時

・健康保険証が変更になった時

 変更手続きを行っていない乳幼児受給者証は使用できません。

子ども課・各総合支所市民福祉課(福祉課)での 手続きが必要です。

 

(「宮崎市乳幼児医療費助成制度のしおり」参照)

作成者:小児科スタッフ

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タグ: 医療費助成

かばくん通信 院内報 No.153(H31.1)

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「今年のインフルエンザの流行具合」「宮崎市の乳幼児医療費助成制度について」ほか

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作成者:小児科スタッフ

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タグ: 院内報

かばくん通信 院内報 No.152(H30.12)

2018年12月01日

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「3歳までに乳歯が抜けた/低ホスファターゼ症」「子どもの生活リズム」ほか

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作成者:小児科スタッフ

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タグ: 院内報

子どもの生活リズム

子どもたちの健やかな成長には、「早寝早起き朝ごはん」をはじめとした規則正しい生活習慣が大切です。

近年、子どもたちの生活習慣の乱れが学習意欲・体力・気力の低下の要因の1つとして指摘されています。

周囲の大人が子どもの生活習慣や睡眠の重要性を理解し、子どもの生活リズムを見直してみましょう。

 

睡眠習慣の確立と改善の為に早起きから始めてみましょう

生体時計は1日25時間のため、生活リズムは次第に後ろにずれるようになっています。

このため昨夜まで23時に寝ていた子どもを、いきなり21時に寝かすのは至難の業です。

生活リズムの改善は早起きから始めましょう。

  

(1)

1日の始まりにしっかりと朝日を浴びると、体内時計を24時間のリズムにリセットできます。

朝、カーテンを開けて光や風を入れましょう。

(2) 

朝ごはんは、1日の元気の素です。

午前中の脳や体の大事なエネルギー補給です。

しっかり噛んで食べる事で、脳から気持ちを安定させる物質が分泌され、心が落ち着きます。

(3)

太陽の光を浴びて、しっかり運動をすると体温も上がり、代謝も分泌されます。

適度に疲れる事で、夜に寝つきやすくなります。

(4)

明るく騒がしい寝室では、浅い睡眠になってしまいます。

テレビの音量を小さくし、照明を暗くすると深い睡眠を促します。

 

夜に明るい光を浴びると、体が朝と勘違いして寝つきにくくなることがあります。

夜中に明るい光を浴び続けると、体内時計のリセットが上手くいかず、リズムが乱れて、昼夜逆転するようになります。

 

睡眠 ・ 覚醒リズムは、朝の自然光により前進し、夜の人口光により後退しますが、効果が出るまでにはある程度の時間を要します。

まずは1か月間、朝しっかり太陽の光を浴びましょう。

夜はテレビ、DVDなどを視聴しないといった光環境の調整を試みてはいかがでしょうか?

作成者:小児科スタッフ

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タグ: 子どもとメディア子どもの健康

かばくん通信 院内報 No.151(H30.11)

2018年11月01日

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「新しいインフルエンザのお薬」「インフルエンザの季節」ほか

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作成者:小児科スタッフ

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タグ: 院内報