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乳幼児の日焼け止めの選び方

2016年06月01日

紫外線のダメージは、幼い頃から蓄積されていき、シワやシミ、免疫力の低下や皮膚ガンの発症リスクを高めてしまいます。

日差しが強くなっていく春先から紫外線が増え始め6月~7月が最も強くなります。

また、午前10時~午後2時頃までに1日の半分以上の紫外線が降り注いでいるので、紫外線が強い季節には、できるだけその時間帯に長時間、戸外にいることがないように計画をたてましょう。

今回は、乳幼児の日焼け止めの選び方を紹介します。

 

ノンケミカルのものを選ぶ

日焼け止めを購入する前に紫外線吸収剤を使っていないノンケミカルなものかどうかをチェックしましょう。

紫外線吸収剤は化学原料で刺激が強く、かぶれを引き起こす原因になるので、避けてください。

無香料や無着色のものなら肌への負担がさらに軽くなります。

 反射と吸収

ノンケミカル

 

ムラにならず、しっかり落とせるものを選ぶ

日焼け止めが乳幼児の肌に残ってしまうと負担がかかります。

のびがよくてムラにならず、 簡単に落とせる日焼け止めを選ぶようにしましょう。額、鼻筋、頬骨には丁寧に塗る。

首の後ろ や肩、手足の甲も忘れずに塗りましょう。

また、SPFの高い日焼け止めは日焼けやシミの元とな るUVB(紫外線B波)の制御効果が長時間続く分、石鹸では落ちにくいので注意が必要です。

普段の外出であればSPF20~30の日焼け止めで十分です。

 

海やプールへのお出かけはSPFが高いものを選ぶ

海やプールなど、直射日光を浴びる時間が長いときは、SPF30以上の高いものを使うか、 普段使っているものを2時間ごとに塗りなおして乳幼児の肌を守ってください。

また帽子やUVカットの服を着せてあげましょう。

 

 紫外線を防ぐには

  • つばのある帽子をかぶり、衣類は肌の露出がすくないものを選ぶ
  • 炎天下では遊ばず日陰を選んで遊ぶ
  • 日焼け止めを塗る

作成者:小児科スタッフ

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