鼻腔内にスプレーする新しいタイプのインフルエンザワクチン・フルミストが発売されました。
「痛くないインフルエンザワクチン」の誕生で、1回の噴霧で終了です。
フルミストは生ワクチンですので、他の生ワクチン(麻疹・風疹、水痘、おたふくかぜなど)を接種した場合は4週間以上間隔をあける必要があります。
フルミストと注射型インフルエンザワクチンでは、効果や安全性に大きな違いはありません。
フルミストは、2歳から18歳までの人が接種の対象ですが、毒性の弱いウイルスを使っているため、免疫不全の人などは注射型インフルエンザワクチンが勧められます。
また、喘息の人はフルミスト接種後に「喘鳴」が起こる可能性があるので、注射型インフルエンザワクチンが勧められます。
今年は、数に限りがありますので、御希望の方は早めに接種されることをおすすめします。
(ネットで予約できます)
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