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あらためて「睡眠」を考える

2024年07月01日

私は週末、日本外来小児科学会や日本小児科医会の理事会・委員会・講演会などのため、週末の半分以上は県外に出ています。

特に例年6月は毎週のように会合があり、今年の6月も週末ごとに全国を駆け回りました。

 

出張が多いため以前より体調管理には気をつけるようになりました。

特に私が心掛けていることは、良い睡眠をとることです。

睡眠時間が少なかったり質が悪かったりすると、次の日のパフォーマンスが確実に悪いことを実感しています。

6〜7時間の質の良い睡眠の確保を心がけています。

 

ところで、6月に参加した理事会・委員会・講演会で今の子どもたちの置かれてる問題について協議したり話を聞いたりしましたが、改めて睡眠の重要性を感じました。

夜尿や便秘は睡眠と関係しており、不登校・発達障害・ゲーム依存の初期対応では十分な睡眠の確保が求められます。

 

日本の「睡眠の必要性」に対する認識が低いことを変えていくことが重要だと感じました。

作成者:さとう院長

カテゴリー: さとう院長ブログ

タグ: 睡眠院長の言葉

かばくん通信 院内報 No.214(R6.7)

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『 あらためて「睡眠」を考える』

 

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作成者:小児科スタッフ

カテゴリー: かばくん通信e

タグ: 睡眠院内報

子どもの睡眠

2014年07月10日

元来、ヒトは朝起きて昼活動し、夜眠るサイクルの中で長年生活を送ってきました。
体内のホルモンもそのサイクルにあわせて分泌されており、脳内時計というものが存在します。
睡眠は、体や脳を休めるために必要です。
更に、子どもは眠ることによって脳の発達が促されています。

しかし、近年、乳幼児期の子ども達も含め約半数の日本人が夜10時を過ぎても起きているという統計が発表されています。
これは、諸外国に比べ圧倒的に多いです。

夜ふかしによる睡眠不足は体のリズムを混乱させ、乳幼児では脳の発達を阻害します。
学童では慢性の夜更かしによって昼夜逆転、肉体の疲労だけではなく脳の疲労も蓄積され、思うような活動が出来なくなり、学校社会からの離脱の原因となる慢性疲労症候群を招く恐れがあります。
睡眠は、ただ眠りさえすればよいというものではありません。
夜間の基本睡眠時間、・リズム・質・時間帯を整えることが大切です。

 

幼稚園や小、中学校に通っているお子さんは今月下旬から夏休みがやってきますが、休みの時も規則正しい生活と十分な睡眠をとりましょう。

作成者:さとう院長

カテゴリー: かばくん通信e

タグ: 睡眠