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好奇心を豊かにするためには

2020年05月02日

好奇心を豊かにするためには

 

コロナ感染拡大抑制のため、諸会議・学会が中止となり自宅で過ごすことが多くなっています。おのずと息子と接する機会が多くなりますが、この小さい“怪獣”をいかに攻略するか、毎日が格闘の日々です。

 

 今回は、「好奇心を豊かにするためには?」という内容で書いていこうと思います。

 

 1歳児は、いろんなものに興味を示す時期です。初めて見るものはことごとく手に取り、周りの人に見せようとします。

 

うちの1歳の息子も例外に漏れず、石や木の枝、蛇の抜け殻・・・「こんなものに興味があるの?」と思いたくなるくらいいろんなものを拾いますが、本人は構わず「いいものみーつけた」と言わんばかりに満面の笑みを向けて見せようとします。

 

ここで、私たちが心掛けているのは、むげに嫌がらない寛容な心を持つことです。

 

 1歳児は、自分の足で歩き、モノを自分の手でつかみ、五感で認識します。新しい発見は、本人にとって感動の連続で、それを誰かに「見てみて!」「ほら!」と示し、共感を求めてきます。この“共感”してあげること、がとても重要なのです。

 

 共感してあげると子どもは喜び、嬉しく感じます。嬉しさは次の探索行動への意欲につながっていき、やがて好奇心が広がっていきます。また、共感の嬉しさの繰り返しはやがて将来的な自己肯定感の芽生えにもつながっていきます。

 

 もし、「見てみて!」「ほら!」に周りの人が反応しないと・・・好奇心を持たないsilent baby・silent childになり兼ねません。

 

 好奇心を豊かにするためには、「見てみて!」「ほら!」に共感の態度を示してあげること。

簡単に言えば、子どもの行動に周囲の人がしっかり反応してあげることが大切です。

 

 とは言っても、その時その時で気分が変わる息子についていくのに私達も必死なんですが・・・。

子どもの成長を楽しみながら私達も頑張っていきたいです。

 

作成者:さとう院長

カテゴリー: さとう院長ブログ

タグ: 好奇心, 子どもの成長, 院長の言葉

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