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便秘について

2013年06月06日

《便秘とは》

便の回数が1週間に2回以下で排便困難を伴うものと言われていますが、明確な定義ではありません。
4~5日間隔でも規則的で苦もなく便が出ていれば便秘ではないし、逆に毎日便が出ていても、残った便が少しずつ蓄積して腹痛の原因になったりすれば、それは便秘です。

 

《便秘の症状》

乳児ではお腹が張って機嫌が悪くなったり、哺乳が悪くなったりします。
排便時に激しく泣いたり、硬い便に血が付くこともあります。
2~3歳になると腹痛や排便時の肛門の痛みを訴えるようになります。         

 

《便秘の原因》

新生児期

母乳の方がミルクで育てているよりも排便の回数は多いようです。
生後1~10週ぐらいの時に苦しそうに排便をするのは、力んだり肛門を緩めたりできないからで、しばらくすれば排便方法が身に付くので問題ありません。
1ヶ月を過ぎると腸の働きが整い、母乳の消化吸収がよくなるため排便の回数が減ります。

乳幼児期

特に離乳食が始まった頃に便秘がちになる子どもは多く、なかには牛乳の飲みすぎによるものもあります。 野菜や果物の摂取量が少なかったり、繊維不足でも便秘になりやすくなります。 偏った食事や運動不足のほか、肛門痛や学校でトイレに行けない等の心理的な要因も便秘の原因となります。

 

《便秘の予防》 

マッサージ(乳児期)

 ・『の』の字マッサージ…仰向けに寝かせて、おへそを中心に時計回りに優しくさすります。
 ・金魚運動…お尻と足を支えるように持って、金魚が泳ぐかのように左右に動かします。
 ・屈伸運動…寝転んだ赤ちゃんの足首を持って、ペダルこぎの要領で足を屈伸させます。
 ・肛門マッサージ…両足を持ち上げて、肛門のすぐ上の辺りや肛門の周りをゆっくりと押します。

 

母乳の質改善(乳児期)

母乳の質は母親の食べる物に大きな関係があるといわれています。
肉や乳製品など脂肪分が多いものばかり食べると母乳もドロドロして出にくくなり、乳児はおっぱいを吸う力がいるため汗をかき水分不足となります。

 

便秘改善の食事(乳幼児期)

 ・便を軟らかくする・・・ビタミンCやペクチンを多く含む食材(人参、バナナ、オレンジ、プルーンなど)
 ・腸を整える・・・・・・乳酸菌。善玉菌が生きたまま腸に届くものを選ぶとよいでしょう。
 ・便の量を増やす・・・・消化されにくい食物繊維を多く含む食材(豆類、海苔、きのこ類など)

 

規則正しい生活リズム(幼児期)

決まった時間にトイレに座る習慣は排便の改善に不可欠です。身体が慣れてくると、条件反射の働きも加わり一層排便しやすくなります。
時間としては、朝食後の少しでも便意を訴えた時が最適で、トイレに5~10分ゆっくりと座らせましょう。
リラックスして座れるように明るく快適なスペースにしてあげましょう。

作成者:小児科スタッフ

カテゴリー: かばくん通信e

タグ: 便秘子育て