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「厳しい指導(しつけ)」と「体罰(暴力)」を考える

2026年06月01日

児童福祉法等で体罰が全面禁止された今も、「しつけ」との境界線が議論されるのはなぜでしょうか。

根強い感情論に対し、脳科学は体罰や暴言が子どもの脳を変形させ、メンタル悪化に直結することを証明しています。

それでも体罰が容認されがちなのは、恐怖による「即効性」への錯覚や、「自分も耐えて成功した」という生存者バイアスがあるためです。

暴力は大人のスキル不足の裏返しに過ぎず、子どもの真の成長には繋がりません。

私たちは感情的な支配を排し、科学的根拠に基づく指導法を選択していく必要があります。

その一例が、長期的視野で温かさと相互理解をベースに課題を解決する「ポジティブ・ディシプリン」です。

このアプローチへの転換は単なる優しさではなく、子どもたちの可能性を最大化する賢明な社会戦略です。

今こそ求められるのは、過去の経験に囚われない大人の冷静さではないでしょうか。

作成者:さとう院長

カテゴリー: さとう院長ブログ

タグ: しつけ, 体罰, 子育て

改正児童虐待防止法の施行について

2020年04月01日

親の子供への体罰を禁止する「改正児童虐待防止法」が施行されます。

 

2020年4月より保護者による子どもへの体罰が法律で禁止され、日本は世界で59番目の体罰全面禁止国になります。

世界で初めて子どもへの体罰禁止を法制化したスウェーデンでは、法制化前の1960年代、体罰を用いる人が90%以上いましたが、現在は10%以下に減っています。

親の身体的虐待で亡くなった子どもの数も年間15人(1970年)から年間4人(2010年)に減っており、日本も同程度の結果が期待されます。

(参考:日本での子どもの虐待死は年間約50名です。)

 

日本では、子どもへの体罰を「しつけ」の一環として容認する風潮が根強くあります。

しかし、社会が体罰を容認する風潮が「虐待死」「体罰死」に繋がっていると考えたことはないですか?

体罰を冷静に行うことなどできません。

体罰は常に感情的であり時にエスカレートし、死を招くものなのです。大人の感情の捌け口としての体罰は断固として許してはいけません。

「体罰は愛の鞭」こういった詭弁が日本からなくなることを心より願います。

作成者:さとう院長

カテゴリー: さとう院長ブログ

タグ: しつけ体罰

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