日本の産業は、以前は農林漁業中心でしたが、現在はサービス業を中心とする第三次産業が増えています。
農業や漁業に比べ、サービス業では高いコミュニケーション能力が求められます。
生産の現場では機械が多く使われ、機械を考えて使いこなす能力が求められます。
もちろん、就労となれば自分勝手な行動はできず、我慢することも必要です。
一方で、現代社会は、少子化・核(小)家族化の影響で、家庭の中でコミュニケーションをとる機会、他人のことを考える機会が減っています。
物も豊かとなり、我慢をする機会、十分考えて物を獲得する機会も減っています。
インターネットやSNSによるやりとりが多くなり、直接コミュニケーションがとれなくても人と繋がれます。
遊びもテレビゲームが中心となり、体をぶつけ合ったり、直接言葉で言い合ったりする機会、よく考えて判断する機会が減っています。
皆さんのお家では子どもたちとどのように接していますか?
このような時代だからこそ、普段のお家でのコミュニケーション、家族のコミュニケーションが大切ではないでしょうか。