新型コロナ感染予防の為、自宅で過ごすことが多くなり、生活リズムがくずれてきているお子さんが増えています。
食生活の乱れや運動不足は肥満につながる恐れがあります。
肥満の状態が長く続くと、他の合併症を引き起こしたり、大人になってから成人病を起こしやすくなります。
そうならない為にも家庭の生活習慣をもう一度見直してみましょう。
◎ 肥満のまま 大人になると…
生活習慣病になりやすくなります。
・糖尿病
・高血圧
・心筋梗塞
・脳梗塞
【食事内容】
□ 和食より洋食・中華料理が好き
□ 濃い味付けが好き
□ 糖分を含む清涼飲料水をよく飲む
【食事のとり方】
□ 朝ごはんを食べないことがある
□ 食べるのが早い
□ テレビを観ながら食べることが多い
【運 動】
□ 体を動かすことが嫌い
□ 外よりも家の中で遊ぶことの方が多い
【生 活】
□ 夜更かしをすることが多い
□ テレビを長時間見る、ゲームを長時間する
※1つでもチェックのある方は生活を見直しましょう!!
・子どもの肥満は家族の協力が必要です。
バランスの良い食生活や規則正しい生活を 家族みんなで実践しましょう。
・体重を週に1回、同じ条件で測りましょう。
(体重が増えていないかチェックしてみて下さい)
・運動をしましょう。
日常生活の中でお手伝いをさせたり、外で(30分以上は汗をかく 程度の)外遊びをするのも良いです。
子どもの肥満の場合は、無理に体重を減らす必要はありません。
今の体重を維持すると、背が伸びて肥満は解消していくからです。
気になることがありましたら、ご相談ください。
※「日本外来小児科学会リーフレット」参照