今回は「成育基本法」の紹介をさせていただきます。
昨年12月8日、参議院本会議において「成育基本法」は可決成立されました。
この法案は、「妊娠期から出産後の成長過程まで切れ目のない支援(医療・教育・福祉)が保障される社会の形成」という認識から、国や地方公共団体、関係機関に必要な施策を実施する責務が明記されています。
「成育基本法」の成立は、我々小児科医の悲願であり、成立に至るまでは約25年の歳月を要しました。
未来を担う子ども達ひとりひとりを大事にする社会の実現のため私たち小児科医がかかわってきました。
是非、その存在を皆さんに知ってもらいたいと思います。