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 さとう院長 の個人ブログページです。

 日頃から感じていることや医療に対する考えなどを、ゆったり綴って参ります。

 どうぞ、よろしくお願いいたします。

 

 さとう小児科 院長  佐藤 潤一郎

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歯について考える

2016年05月01日

歯について考える
~「白米は健康寿命を縮める」を読んで~

 

光文社新書から出版された花田信弘著(上記)を読みました。

細菌学の進歩で虫歯や歯周病と疾患(心筋梗塞、脳梗塞、動脈硬化、がん、認知症、リウマチなど)との関連性について解説されています。

虫歯や歯周病を引き起こす菌は三大栄養素のうち炭水化物(糖質+食物繊維)のみを利用し増殖します。

筆者は、「稲作が広まるにつれて虫歯の数も増えた」「チンパンジーには虫歯がない」という例をあげ、糖質過多による歯への影響やそれに引き起こされる合併症について言及しています。

人類の歴史は飢餓との歴史でした。

小麦や米を安定して配給できるようになり人類ははじめて飢餓から解放されたといっても過言ではありません。

一方で、はじめて遭遇する糖質過多の時代に果たして人の体は適応できているでしょうか?

本文で『栄養学的な見地から糖質を控えることの必要性を訴える方も増えていますが、歯科的な見地からも「主食」や糖質への考え方を大きく見直していかなくてはいけない時期に来ているようです。』とありますが、私もこの意見を尊重します。

 

現状を振り返り、『バランスの良い食事とは何か?』今一度、再検討する時期に来ているのではないでしょうか。

作成者:さとう院長

カテゴリー: さとう院長ブログ

タグ: 子どもの健康

麻しん風しん混合予防接種のお知らせ

2016年04月01日

平成22年4月2日~平成23年4月1日生まれ(小学校就学前の1年間)の子どもたちの、麻しん風しん混合ワクチン接種が、平成28年4月1日から始まります。

 

【 第1期 】 生後12ヵ月~生後24ヵ月に至るまでの間にある者

【 第2期 】 5歳以上7歳未満の者で、小学校就学前の1年間 (次年度小学校に入学する者)

※第2期は小学校入学前の3月31日までに接種しましょう。
 それを過ぎると公費負担を受けることが出来ず、費用は自己負担となります。

 

 

なぜ2回接種が必要なのでしょうか?

麻しん風しんワクチンを2回接種することには、以下の3つの意義があります。

  1.  1回の接種で免疫がつかなかった方たち(数パーセント存在)に免疫を与えるため
  2.  1回の接種で免疫がついたにもかかわらず、その後の時間の経過とともにその免疫が減衰した方に 再び刺激を与え、免疫を頑固なものにするため
  3.  1回目に接種しそびれた方にもう一度接種のチャンスを与えるため

 

  

麻しん

麻しんは麻疹ウイルスによって引き起こされる急性の全身感染症です。

感染経路は、空気感染、飛沫感染、接触感染でその感染力は非常に強いと言われています。

高い熱、全身の発疹が特徴で、肺炎や中耳炎を合併しやすく、患者1000人に1人の割合で脳炎が発症すると言われています。

死亡する割合も、先進国であっても1000人に1人と言われています。麻疹は非常に怖い病気です。

 

 風しん

風しんは風しんウイルスが引き起こす感染症の1つです。

感染すると発熱、全身の発疹、リンパ節の腫れなどの症状が現れます。

妊娠初期の妊婦が感染すると出生児が心疾患、難聴、白内障など「先天性風しん症候群」を発症する可能性があります。

男女ともがワクチンを受けて、風しんの流行を抑制し、女性は感染予防に必要な免疫を妊娠前に獲得しておくことが重要です。

 

 

麻しん風しん混合ワクチンを受けましょう!

1歳の誕生日を 迎えたら早目に!

就学前にも 忘れずに!

作成者:小児科スタッフ

カテゴリー: さとう院長ブログ

タグ: 予防接種

子どもの風邪

小児科の外来で一番受診の多い疾患は、『かぜ』です。

日本は世界一医療アクセスが良く、風邪症状があると早目に病院を受診することが出来ます。

その為、風邪の初期から内服することが出来るため、“薬を早く飲んだ方が早く治る”と考える親御さんもいるようです。

 

診察時に、「熱を下げる薬」「鼻水を止める薬」「咳を止める薬」を希望されることがあります。

しかし、風邪に伴うこれらの症状は感染に対する防御反応であり重要な意味があります。

例えば、風邪の発熱は微生物の増殖を抑えます。

鼻水は鼻粘膜からウイルスを、咳は気道の痰などの異物を排除するためにでます。

 

症状を止めることだけにとらわれず、感染に対する生体防御反応を理解しながらホームケアを行うことが症状の軽減に繋がるのではないでしょうか。

作成者:さとう院長

カテゴリー: さとう院長ブログ

タグ: 感染症

こどもの糖尿病と肥満に注意

2016年03月01日

いよいよ、3月に入り春はもうそこまでやってきています。

こども達にとってこの季節は、卒業式や入学式といった節目の行事があり、新たな決意を胸に更なる飛躍を誓う時期かと思います。  

 

さて近年、大人に多い2型糖尿病の若年発症の増加が問題となっています。

小児糖尿病の約20%が2型であり、日本で年間200~250人が新たに小児の2型糖尿病と診断されています。

 

こどもの2型糖尿病の70~80%は肥満を伴っていますが、地域別でみますと都会よりも地方の方に有病率が高く、その原因としては運動不足(都会は電車の乗り換えなど歩く機会が多いが、地方ほどクルマ社会)、食生活(野菜嫌い、地域特性)などが考えられます。

宮崎の子どもたちの肥満率は全国平均よりも高いです。

 

日頃よりたくさん外遊びをし、宮崎のおいしい野菜やお肉をたくさん食べ、心身ともに健康な大人になって欲しいです。

作成者:さとう院長

カテゴリー: さとう院長ブログ

タグ: 子どもの健康

抗生剤の適正使用

2016年02月01日

抗生剤は、細菌感染に対して有効な治療薬です。

この薬のおかげで私たちは多大な恩恵を受けてきました。

 

一方で、「発熱の90%はウイルス感染症。ウイルス感染に抗生剤は無効。」

これは、医学生で微生物を教わった人ならば誰もが知っている知識です。

 

しかし、実際の臨床の現場では不必要な抗生剤の使用が続いています。

抗生剤を頻用すると我々医師に不利益なことがあります。

 

抗生剤の頻用は耐性菌を作り出し、本当に抗生剤が必要な時の治療が困難になります。

また、培養を取る前に抗生剤を使い始めると、起炎菌が分からず抗生剤の変更が難しくなります。

多様な薬がありますが、副作用のない薬剤はありません。

抗生剤も同様で、下痢、肝機能、腎機能障害、アレルギー反応といった合併症が起こりえます。

まさしく、不必要な抗生剤使用は、「百害あって一利なし」です。

 

臨床の場で、感染症を診る医師に必要なことは、多くの発熱者の中から数%しかない細菌感染症者を見分け、必要な患者さんに必要な抗生剤を処方することです。

発熱者に対し、全例抗生剤を処方するのであれば医者は必要ないでしょう。

 

繰り返しますが、ほとんどの風邪に抗生剤は無効です。

親御さんは、薬を処方してもらうだけでなく「なぜ内服させる必要があるのか?」という視点をいつも持っていて欲しいです。

作成者:さとう院長

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タグ: 抗生剤

明けましておめでとうございます

2016年01月08日

いよいよ平成28年が始まりました。

今年は、何といってもオリンピックが開催される年です。
オリンピックでどんなドラマが起こるか?今から大変楽しみです。

また、今年の夏には選挙権が「18歳以上」に引き下げられて初めての選挙・参院選があります。
はたして投票率がどうなるか?
若者の模範になるよう、新世代の方は率先して選挙に行ってください。

今年も宜しくお願いします。

作成者:さとう院長

カテゴリー: さとう院長ブログ

タグ: 院長の言葉