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麻しん風しん混合予防接種のお知らせ

2016年04月01日

平成22年4月2日~平成23年4月1日生まれ(小学校就学前の1年間)の子どもたちの、麻しん風しん混合ワクチン接種が、平成28年4月1日から始まります。

 

【 第1期 】 生後12ヵ月~生後24ヵ月に至るまでの間にある者

【 第2期 】 5歳以上7歳未満の者で、小学校就学前の1年間 (次年度小学校に入学する者)

※第2期は小学校入学前の3月31日までに接種しましょう。
 それを過ぎると公費負担を受けることが出来ず、費用は自己負担となります。

 

 

なぜ2回接種が必要なのでしょうか?

麻しん風しんワクチンを2回接種することには、以下の3つの意義があります。

  1.  1回の接種で免疫がつかなかった方たち(数パーセント存在)に免疫を与えるため
  2.  1回の接種で免疫がついたにもかかわらず、その後の時間の経過とともにその免疫が減衰した方に 再び刺激を与え、免疫を頑固なものにするため
  3.  1回目に接種しそびれた方にもう一度接種のチャンスを与えるため

 

  

麻しん

麻しんは麻疹ウイルスによって引き起こされる急性の全身感染症です。

感染経路は、空気感染、飛沫感染、接触感染でその感染力は非常に強いと言われています。

高い熱、全身の発疹が特徴で、肺炎や中耳炎を合併しやすく、患者1000人に1人の割合で脳炎が発症すると言われています。

死亡する割合も、先進国であっても1000人に1人と言われています。麻疹は非常に怖い病気です。

 

 風しん

風しんは風しんウイルスが引き起こす感染症の1つです。

感染すると発熱、全身の発疹、リンパ節の腫れなどの症状が現れます。

妊娠初期の妊婦が感染すると出生児が心疾患、難聴、白内障など「先天性風しん症候群」を発症する可能性があります。

男女ともがワクチンを受けて、風しんの流行を抑制し、女性は感染予防に必要な免疫を妊娠前に獲得しておくことが重要です。

 

 

麻しん風しん混合ワクチンを受けましょう!

1歳の誕生日を 迎えたら早目に!

就学前にも 忘れずに!

作成者:小児科スタッフ

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