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はしかについて(H26.6)

2014年07月02日

 今年に入り、はしか(麻疹)の患者が全国で増加しています。
国内ではしかにかかった患者数は、
413日迄に274人に達し、昨年1年間の感染者232人を既に上回っています。
県内では、2月迄に3人が感染して以降は終息していますが、これから初夏にかけて流行期にはいり、警戒が欠かせない状況です。

 

はしかの感染力・症状

空気感染し、潜伏期間は10日~2週間(感染力が極めて強く、同じ室内にいるだけで感染)

高熱が3日程続いた後、全身に発疹が現れ、その後も高熱が34日続く。

症状は他に倦怠感、咳、くしゃみ、はなみず、目やに、目の充血などがある。

 

予防のポイント

感染予防の為、ワクチンを2回接種しておきましょう。

H26年度に24歳になる人より上の世代(H2年3月生れ以前の方

1回しか麻疹の定期接種を受けていません。
過去の感染症や接種歴を母子手帳で確認して下さい。
 

 

H26年度に23歳になる人より下の世代(H2年4月生れ以降)

麻疹又は麻疹風疹混合(MR)ワクチン定期接種を2回受けています。
MR第3期(中学1年)、第4期(高校3年)の
対象時に受けてない人もいるので必ず母子手帳で確認しましょう!!

 

※小学生以上の人は、麻疹風疹混合( MR)

ワクチン又は、麻疹、風疹単独ワクチンを2回接種しているか母子手帳で確認して下さい。

1回しか接種歴のない人は、早目に2回目を接種しましょう。(任意接種で9,700円です。)

 ※成人

過去に麻疹にかかったかどうかの記憶があいまいで、麻疹ワクチンを1回しか接種していない人は、麻疹ウイルス抗体検査を受けることをおすすめします。

 

宮崎市在住の方は、一定の条件を満たせば麻疹・風疹抗体検査(採血)を無料で受けられます。

(H264月~H273月まで。詳細は、かばくん通信5月号参照)

抗体検査をせず、MRワクチンを接種することもできます。(成人のMRワクチン9,000円)

 

・春から初夏にかけて流行するので、麻疹の感染者が発生した時は、屋内の人混みを避けましょう。

1歳未満の赤ちゃんは、予防接種を受けてないので、感染すると命に関わることがあります。

作成者:さとう院長

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