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アレルギー検査について

2014年06月05日

 新年度が始まり約1カ月が過ぎましたが、皆さんは新しい生活に慣れましたか?
今回は、アレルギー検査
について書かせていただきます。

 血液でのアレルギー検査は、抗原に対する特異的IgE抗体を測定します。
IgE抗体が高いほどその抗原が原因で症状を起こしている可能性が高いと言えますが、抗体価が高くてもアレルギー症状が起きない場合もあります。
逆に抗体価が低くてもアレルギー症状が出る場合がありますので、アレルギー検査は万能ではありません。

 アレルギー検査の診察で大切なことは患者さんから十分な問診を行うことです。

いつ、どういった抗原にさらされた時、どのくらいの時間で、どういった症状が出たのかを詳細に聞くことから始まります。

アレルギーでは、問診が何よりも大切な検査です。

血液検査は、臨床診断を補完するために行いますのでご理解宜しくお願いします。

作成者:さとう院長

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