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読み聞かせのススメ

2017年03月01日

◎ 読み聞かせのススメ ◎

絵本は、子どもと一緒になってさまざまな価値観を共有することができるコミュニケーションの道具です。

絵本の読み聞かせで一番の素晴らしいことは、「子どもと同じ世界を共有できる」ことです。

まずは子どもと一緒に絵本の世界を楽しみましょう。

その結果、子どもの世界が広がり成長していきます。

  

【 いつごろから? 】

何歳からでもかまいません。

「小さな赤ちゃんには絵本は早い」と思っている方が多いようですが、赤ちゃんでも読み聞かせの声やリズムを楽しむ事は出来ます。

お子さんが大好きな人から優しい声で語りかけてもらう時間は子どもの心の栄養になります。

  

【 絵本の選び方 】

長年、読み続けられてきた『ロングセラー』

パパやママが『読んでみたいなぁ』と思う絵本。

幼稚園や保育園、図書館、待合室にたくさん絵本が置いてある小児科に『おすすめの絵本』を聞いてみましょう。

 

【 読み聞かせのコツ 】

お子さんのきげんが良い時に行いましょう。

お子さんの表情が見える位置に座りましょう。

上手に読もうと力まないで、まずはお母さんが 楽しむ気持ちで気軽に読みましょう。

スキンシップが大切です。

愛情こめてゆっくり 読んであげましょう。

 

◎ こんな絵本も読んでみませんか?

・食べものの絵本。(例:くだもの・わたしのおべんとう)

・うんちやおしっこを楽しむ絵本。(例:みんなうんち・おなら)

・おやすみなさい、おはようなどのあいさつの絵本。(例:ばいばい・もうねんね)

・子どもの気持ちが分かる絵本。(例:おこだでませんように・たまごにいちゃん・おかあさんだいすきだよ)

・優しい気持ちが育つ絵本。(例:だいすきぎゅっぎゅっ・ちょっといれて)

・行事にちなんだ絵本(例:ねずみくんのクリスマス・おにはうち・えんそくバス)

 

 ◎ 当院でも絵本の貸出をしています

当院の貸出絵本や近くの図書館で、子どもが喜ぶ絵本を探してみましょう!

無料で借りる事が出来るので、ジャンルを気にせず子どもの喜ぶ絵本を自由に試すことができます。

気に入った絵本は、何度も「読んでほしい」と持ってきます。

そうしたら、ぜひ買ってください。

子どもと一緒に素敵な読み聞かせの時間を過ごしてくださいね。

 

 

日本外来小児科学会(絵本だいすき!リーフレット)参照

メルヘンハウス(絵本の読み切させの本当の効果とコツ)参照

作成者:小児科スタッフ

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