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メディアから子ども守るために

2020年12月01日

コロナ休校中、約9割の子どもたちがゲーム・動画視聴・SNSといったスクリーンタイムが増えたと報告されています。

一方、最近、肥満や体調の不良を訴える子供たちの受診が増えている印象がありましたが、急速な視力低下や体重の異常な増加、心の変調など子供たちの異変が各地の学校から報告され始めています。

 

長年、私達小児科医は「過度なメディア接触による子どもの育ちの歪み」を訴えてきましたが、新型コロナ感染の影響で「子どもの育ちの歪み」は次のステージに進んでしまった印象を拭えません。

 

今、子どもたちには、「メディアから自分を守る術」を教えなくてはいけないと強く思います。

メディアから得られる情報を鵜呑みにするのではなく、その情報がどんな意図で作られ発信されているか自ら判断し正しく利用することや、メディア機器の長時間利用による健康被害を知ること、それらを周りの大人たちが伝えることが必要ではないでしょうか。

作成者:さとう院長

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