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マイコプラズマ感染症の流行

2016年08月01日

例年に比べ、今年は春先から現在に至るまでマイコプラズマ感染症が流行っています。

 

マイコプラズマ感染症の典型的な経過は、潜伏期間が2~3週間で、発熱、倦怠感、頭痛や咳嗽が出現し、大抵は上気道炎や気管支炎を発症しますが、自然に軽快する場合が殆どです。

マイコプラズマに罹患した人のうち10%の方が肺炎を合併します。

発熱が持続し、乾いた咳が日々強くなる場合、マイコプラズマ肺炎を疑うことになります。

マイコプラズマ感染は、熱が続いていても元気に過ごされる方が多いですが、中には解熱しない難治例や呼吸器不全を呈する重症例もあります。

 

もし、発熱や咳嗽が続くときは、御相談下さい。

作成者:さとう院長

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