今年は、昨年よりインフルエンザワクチンの接種料金が上がります。
「なぜ、ワクチンの接種料金が上がるのか?」というと、昨年までのインフルエンザワクチンは3価(A型の2種類とB型の1種類に対して効果あり)でしたが、今年から4価(A型の2種類とB型の2種類に対して効果あり)になるからです。
ワクチンの価数が増えることにより、より効果的にインフルエンザウイルスを予防することができるようになりました。
しかし、価数が増えたことによりワクチンの値段が上がり、当院でも昨年より接種料金を上げざるおえません。
接種料金が上がったため、社会全体のインフルエンザワクチン接種率が下がり、その結果インフルエンザ罹患者が増えることが懸念されます。
インフルエンザワクチンの接種には、発症予防や万が一発症しても重症化を防ぐ効果があり、毎年接種することが望ましいです。