シリーズ【未来を生きるこども達の健康】
(2)食品添加物とこどもの健康
農林水産省の発表(平成23年度)によると、日本の食品の自給率は39%です。私たちは、海外からの輸入食材に頼ることによって食を確保しています。
そもそも、海外から運ばれてくる食材は輸送に時間がかかります。ですので、品質を保つため防腐剤が必要で、政府は食品の製造の過程、食品の加工、保存の目的での食品添加物使用を認めています。
食品添加物のおかげで、私たちは安定した食品供給を受けています。しかし、食品添加物は「食品」ではありません。そのほとんどが「化学物質」で、本来は私たちの体にとっては不必要なものです。
食品添加物が子ども達の健康や発達に悪影響を与えているのではないか、という報告が散見されますが、どれも決定的な証拠はありません。しかし、だからといって安全とも言い切れないのです。
安全なもの選ぶことができない子どもに何を食べさせるかは、親が責任を負っています。自分のお子さんにどういったものを食べさせているか、皆さん、本当にご存知ですか?
一度、原材料名の表示を確認してみて下さい。