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インフルエンザワクチン接種について

2023年11月01日

昨年の12月から現在に至るまで、インフルエンザ感染者が宮崎のあちこちで発生しており、今まで経験したことがない発生状況です。

また、今年の前半にインフルエンザA型に罹患した方が再度インフルエンザA型に罹患しているケースも時々経験します。

 

現在、とても頭を悩ましているのがインフルエンザワクチンの接種時期です。

従来宮崎は「2月の上旬」に最もインフルエンザが流行していましたので、その時期に抗体価が最大限になるような接種を推奨(11月中に2回目接種を完了)していました。

しかし、インフルエンザワクチンは最終接種から約5ヶ月が経過すると抗体価が元に戻ってしまい、従来のやり方では夏場に流行した場合、十分な予防ができないと考えます。  

 

非常に難しい判断をしないといけませんが、当院では従来通りの接種を勧めており、流行状況とワクチン供給状況をみながら、夏場に流行の気配がある場合は春先の追加接種を考えています。

作成者:さとう院長

カテゴリー: さとう院長ブログ

タグ: インフルエンザ院長の言葉

インフルエンザワクチンの問診票について

2023年09月24日

5年10月2日から「インフルエンザワクチン」の接種が開始となります。

当院ではインフルエンザの「問診票」を準備しておりますので、下記リンクのPDF書類を印刷のうえご利用下さい。

 

インフルエンザの問診票は こちら

副作用に関するご案内は こちら

作成者:小児科スタッフ

カテゴリー: お知らせ

タグ: インフルエンザ予防接種

今年のインフルエンザワクチン

2019年10月01日

10月に入るとインフルエンザのワクチン接種が始まります。

今年も10月1日から当院でもインフルエンザワクチン接種を開始しております。

今年は9月に延岡を中心としたインフルエンザの流行があり、例年に比べ、皆さんからの問い合わせも多いようです。

インフルンザワクチンはいつ接種するのがよいでしょうか?

当院では10月下旬〜11月上旬に2回接種が終っていることを推奨しております。

というのは、流行の時期は例年1月下旬〜2月上旬が多く、その時期に体内のインフルンザ抗体価をピークにもっていくには10月下旬〜11月上旬に2回接種が終っているのが望ましいと考えております。

是非、早めにインフルエンザワクチンを接種して下さい。

作成者:さとう院長

カテゴリー: さとう院長ブログ

タグ: インフルエンザ予防接種

今年のインフルエンザの流行具合

2019年01月01日

明けましておめでとうございます。今年は何と言っても、5月に平成から新しい年号に変わる節目の年になります。

我が佐藤小児科もそんな時代の流れに逆らわず、新しい時代への足掛かりになるような1年にしたいと思います。

さて、年末年始にかけて気になるのがインフルエンザの流行具合です。

昨年は、年明け前から流行っていましたが、今年は今のところ昨年のような流行状況にはないようですが、近隣の諸施設では大流行とはいかなくても所々で流行の兆しが見え隠れしています。

年明け里帰り等で人の移動があった後は、インフルエンザ流行に注意が必要です。

外出後は必ず手洗いを行い、お部屋の中が乾燥しないように室内の湿度は50~60%に保ちましょう。

作成者:さとう院長

カテゴリー: さとう院長ブログ

タグ: インフルエンザ

インフルエンザの季節

2018年11月01日

◎ インフルエンザの季節が近づいてきました!

インフルエンザは、主に冬に流行するウイルス性の病気でA型・B型などがあります。

その感染力は強く、家庭や学校、保育施設、幼稚園、職場などで集団発生することもあります。

 

【 主な症状と経過 】

(1) 寒気や悪寒を伴って、急に39度以上の高熱が出ます。

(2) 熱が上がるにつれて、嘔吐、下痢、頭痛、関節痛などの症状が出ます。

(3) 肺炎・中耳炎・脳症などを合併したり、まれに重症化する場合があります。

(4) 発症した後5日を経過し、かつ、解熱した後2日(幼児は3日)を経過するまでは登校・登園出来ません。

 

【 ワクチン接種で予防を!】

インフルエンザワクチン接種で、発症そのものを完全に防ぐことはできませんが、かかっても症状の 重症化や死亡リスクがおさえられます。

基礎疾患(心疾患・喘息など)がある方は重症化しやすいので、ワクチン接種をおすすめします。

 

【 症状が出たら?】

・熱が高くても機嫌がよく、遊ぶ元気があり、水分も摂れるといった場合にはゆっくり休ませて様子をみましょう。

・発熱後、すぐにインフルエンザの検査を行うと、陽性であっても結果が陰性の判定となる ことがあります。

 抗インフルエンザ薬は、発症後48時間以内に使い始めれば効果があるので慌てず受診して下さい。

★ 生まれて間もない赤ちゃんや痙攣をおこしたり、吐き続けたり、呼吸状態がおかしい場合 は早めの受診が必要です。

 

◎ 予防接種をしたらインフルエンザにかからないと言う訳ではありません!

しかし発病してもある程度症状を軽くする事が知られていますので、是非接種する事をお勧めします。

接種の際には、事故防止の為、母子手帳がない方は接種が出来ませんので必ず忘れずにお持ち下さい。

作成者:小児科スタッフ

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タグ: インフルエンザワクチン

新しいインフルエンザのお薬

少し早い話ですが、今シーズン、インフルエンザにかかった患者さんには、今年の3月に塩野義製薬から発売されたゾフルーザというお薬を使用しようと思います。

ゾフルーザの特徴は、mRNA合成開始に関わるエンドヌクレアーゼを阻害することでウイルスの増殖を抑制します。

既存のインフルエンザのお薬と比べウイルスの減少が有意に早いということも特徴で、インフルエンザに罹患した方のウイルス排出停止までの時間が短いことから、家族間での感染の抑制が期待されています。

もちろん、1回投与というのも魅力です。

もちろん、インフルエンザの予防も大切です。

予防接種や手洗いといった予防もしっかり行って頂きたいと思います。

作成者:小児科スタッフ

カテゴリー: かばくん通信e

タグ: インフルエンザ