日本は、世界でも有数の経済大国であることは誰もが認めることです。
日本は確かに物質的には裕福になりました。
しかし、残念なことに、自分たちを幸せとは思えない人が諸外国に比べ多いようです。
経済を活性化させることが人に幸せをもたらしてくれるのか疑問に思えることがあります。
物質的に豊かになったがために出現した問題や失ったものもあります。
そのことを議論せずに、利益先行の経済政策は、過去の過ちを繰り返すだけではないでしょうか。
豊かさとは何か?とりわけ子どもにとっての豊かさとは何か?
物質的な、経済的な豊かさだけを追求する時代はもう終わったのではないでしょうか。
子どもたちが心身ともに健全であり、自分たちの将来に明るい生活を期待できる、そんな世界が訪れることを希望します。