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麻疹、風疹そのものに効く薬はなく、ワクチンの接種によってこれらの疾患を予防する意義は大きいです。
そこで、麻疹・風疹の抗体価が低くかかる可能性があるかを調べる為に、
平成26年4月21日~平成27年3月31日まで、無料で麻疹・風疹抗体検査を実施します。
《対象者》
① 検査日に宮崎市に住民票がある方(国富町・綾町在住の方は該当しません)
② 妊娠を希望する女性
③ 妊娠を希望する女性の配偶者または同居するパートナー
(婚姻の届出をしていないが事実上婚姻関係と同様の事情にある方)
④ 風しん抗体価が低い(HI法32倍未満・EIA法IgG価8.0未満)妊婦の配偶者又はパートナー
《対象外》
① 過去に風疹抗体検査を受けたことがある方(妊娠健康診査も含む)
又は、これまでに風疹又は麻疹・風疹混合ワクチンを2回以上受けたことがある方
(平成2年4月2日以降に出生した方は麻疹・風疹混合ワクチンを2回接種した世代です)
② 過去において、検査による確定診断で風疹の既往歴のある方
③ 妊娠をしている方(妊娠健康診査の対象です)
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検査の費用負担はありません。
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検査の結果、麻疹・風疹の抗体価が低い方はMR(麻疹・風疹混合)ワクチン
を是非接種しましょう!!(接種料金 ¥9,000)
麻しん
麻しんは非常に怖い病気です。
先進国においても1,000人の患者のうち1~2人が死亡すると言われています。
高い熱、全身の発疹が特徴の病気で、麻しんと診断された患者さんの40%が入院し、
30%が合併症を併発すると言われています。
合併症には、中耳炎・気管支炎・肺炎・ウイルス性脳炎・SSPE(亜急性硬化性全脳炎)があります。
とても感染力が強く、インフルエンザの6~8倍と言われています。
麻しんはワクチンで防げる病気です!
風しん(先天性風しん症候群)
風しんウイルスが感染して起こる病気は2つあります。
生後に感染して罹るのが『風しん』、そして胎内感染してかかるのが『先天性風しん症候群』です。
『風しん』は、発疹、リンパの腫れ、発熱が特徴の病気です。
妊娠初期にお母さんが風疹に罹ると、胎児に生まれつき心疾患、難聴、白内障というような色々な障害をもって生まれてくることがあります。
このような病気を『先天性風しん症候群』と言います。
生まれてくる命を守るためにも、ワクチン接種は大切です!!