今年の5月18日、宮崎市で3年ぶりに麻疹患者が発生しました。
関係各位の努力によって、幸運にも2次感染者が発生せず、6月14日の終息宣言が発表されました。
日本国内で麻疹が発生することは稀になってきました。
しかし、麻疹の大規模な2次感染がいつ起きてもおかしくない状況にあることは間違いなく、宮崎で麻疹患者が発生する度に集団感染が起きないかヒヤヒヤしています。
集団感染が起きて真っ先に危険にさらされるのはMRワクチンを接種していない乳児です。
「喉元過ぎれば熱さを忘れる」という諺がありますように、麻疹の本当の怖さが薄れていっているのを感じます。
いま一度再確認して下さい。
麻疹は怖い病気です。ワクチンがなかった時代、麻疹で亡くなる人は大勢いました。
麻疹はワクチンで予防できます。
自分のためにも周りの人のためにも、麻疹ワクチン(MRワクチン)を接種しましょう。