赤ちゃんのからだの成長にミルクが必要なように、ことばとこころを育むためには、あたたかいぬくもりの中で優しく語り合う時間が大切です。
その時間に絵本を利用してみませんか・・・
【 赤ちゃんに絵本?】
赤ちゃんへ絵本の読み聞かせは、お母さんお父さんと赤ちゃんが向かい合って目と目をあわせて、言葉がけをするこころのふれあいが目的です。
◎ 読み方のポイント
・お子さんのきげんの良い時に行いましょう
・スキンシップが大切です
・お母さんの顔ばかり見ていても大丈夫
(絵本を読むのが1割、表情を読むのが9割)
・赤ちゃんの表情が見える位置に座りましょう
◎ 絵本を選ぶポイント
・色がきれいで絵が大きく はっきり描かれている
・リズムがある言葉が出てくる
・身近なものが出てくる
【 赤ちゃんにとって絵本はおもちゃ 】
赤ちゃんの読書は、お口に持っていって噛む事から始まります。
聞いて眺めている段階から、絵本を手に持って噛んだりめくったり、落としたり、拾い上げたり・・・
と触覚からの楽しみも加わってきます。
絵本のつくりも、指先の発達が十分ではない子どもにも扱いやすいよう、厚くて丈夫な紙が使われ、角は丸くカットされています。
めくることが楽しい、パタパタするのがおもしろい。
同じページばかりを見たがるのも珍しいことではありません。
この「楽しい気持ち」が絵本への入り口です。
「めくる」「さわる」をたっぷりと!それが、絵本を好きになる1歩です。