5月8日から新型コロナウイルスの感染法上の分類が2類から5類に変更になります。
「5類になったら小児科クリニックはどうなるの?」基本的には大きく変わりません。
というのも、小児科の殆どのクリニックは、新型コロナウイルスの検査・診察を行ってきたからです。
懸念事項として、
①類型が引き下げられても新型コロナウイルスの病原性が弱毒化するわけではありません。
今後も、このウイルスは変異を繰り返します。
このウイルスがどのように変異していくか引き続き注視していく必要があります。
②約3年間隔離されていたものをインフルエンザと同等扱いするには、世の中の同意が十分に得られていないと感じます。
インフルエンザと同等の扱いになっても、新型コロナウイルス感染者をその他の発熱患者さんと同じ空間でいてもらうことに社会の同意はまだ十分得られていないと思います。
当分は、今まで同様、新型コロナウイルス感染の疑いのある方はその他の方と分けて診察になります。