県立宮崎病院小児科と宮崎市小児診療所の集約化に伴い、2014年4月1日から宮崎市夜間急病センターが県立宮崎病院の敷地内に移転しました。
これは市の行政と県の行政がタッグを組む全国でも画期的な試みです。
ところで、宮崎市夜間急病センターの現状を御存知でしょうか?
当直は市内及び市周辺の小児科開業医の先生と、宮崎大学小児科の先生とで行っています。
しかし、小児科医の減少・高齢化の為、10年後、現在の体制がとれるか危惧されています。
特に、年々増加している受診患者さんのため小児科医は命を削って当直しているといっても過言ではありません。
これを機に、急病センターを利用される市民の皆さんにも急病センターの存続について我々小児科医と一緒に考えて欲しいと思います。
そして、市民の皆さんにとっても我々小児科医にとっても現在より質の高い夜間急病センターを再構築し、継続可能なシステムになる事を願います。
急病センター受診を迷った場合、まずは宮崎県小児救急医療電話相談にてご相談下さい。