乳幼児の皮膚の特徴
乳幼児の皮膚は大人に比べ角質水分量が少なく、皮脂の分泌量も少ないためとても乾燥しています。
また、皮膚も薄く、外界から受ける刺激(細菌や異物)を直接体内に侵入させない力(バリア機能)が 未熟です。
一方、汗腺の密度は高く新陳代謝も活発で、汗をかきやすいのも特徴です。
適切なスキン ケアで皮膚トラブルから守りましょう 。
皮膚トラブルを防ぐには
スキンケアの3本柱で健康な皮膚を保つ!
「洗浄」
「保湿」
「紫外線対策」
体の洗い方
(1) 洗浄剤は泡立てて
・ 洗浄剤は低刺激性のものをよく泡立て、ゴシゴシ洗わず優しく洗う。
・ 泡を体に塗るだけでなく、手のひらと指の腹でもきちんと洗う。
(2) すすぎは丁寧に
・ しわをのばしながらすすぐ。
・ 洗浄剤や汚れが残ると皮膚を刺激するもとに。
(3) 水分をよく拭き取る
・ こすらず、押さえる様に水分を拭き取る。
・ しわの中の水分が残りやすいので気を付けて。
保湿剤の塗り方
・ 塗りたい場所にクリームを点在させる。
・ 顔、お腹、背中、手足などの部分ごとに全身に塗っていく。
・ 手のひらをすべらせるようにして伸ばす。
・ 首やわき、手首、足首などのくびれた部分にも塗り忘れがない様に。
塗り方の工夫
※入浴後5分以内に塗りましょう!
保湿剤は皮膚が水分を吸収している入浴後に塗るのが効果的です。
できれば、「入浴後5分以内」に早目に塗るようにしましょう。