母子手帳にある身体発育曲線を御存知でしょうか?
大抵のお父さん、お母さんは1度は目にしたことがあるのではないでしょうか。
中には御自分でお子さんの計測を定期的に行い、きっちりグラフにされ、お子さんの成長を 楽しまれている方もおられるようですね。
低身長は原因により治療の対象になる場合があります。
母子手帳の身体発育曲線や成長曲線(ダウンロード可能)を利用し、-2.0〜+2.0SDに含まれていれば「標準」として評価されます。
宮崎市の場合、1歳6ヵ月健診と3歳6ヵ月健診で必ず身長を計測し、-2.5SD以下であれば必ず精密検査(大学 病院や県病院へ紹介)を行います。
しかし、ここで精密検査をしなかったからといって問題がないというわけではありません。
3歳6ヵ月健診以降も標準の下限(-2.0SD付近)で身長が推移する子どもの中にも成長ホルモンの 分泌が悪いお子さんが隠れていることがあるのです。
低身長が御心配な方は身体発育曲線にお子さんの過去の身長をグラフにしてみて下さい。