4月1日から新年度がはじまりました。
子ども達も多かれ少なかれ新しい環境での生活がはじまります。
早く新しい環境に慣れるといいですね。
さて、4月からNHKの朝の連続テレビ小説「半分、青い。」がはじまりました。
このドラマの主人公は、 小学校3年生の時におたふくかぜに罹患し左耳の聴力を失ってしまった設定になっています。
私たち小児科医がおたふくかぜの予防接種を推奨する理由の一つがムンプス性難聴の予防にあります。
今までの調査からは、おたふくかぜにかかった人の100~1000人に1人が感音性難聴を合併し、そのうちの約10%が両側性の難聴になるということがわかっています。
宮崎市ではおたふくかぜの予防接種に助成があり、ここ数年高い接種率を保ち、おたふくかぜに罹患する人は激減しています。
おたふくかぜの予防接種は1歳時と年長時の2回接種が必要です。
どちらも助成対象なので、MRワクチンと一緒に接種して下さい。